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第１５話「大規模襲撃〜４」 ページ19
【さとりside】
厄介な相手に当たってしまいましたね……
先ほどから攻撃を繰り出しているのですが、この的には効いてません。
この敵、何て名前なんですかね？………もう“真っ黒さん”でいいですね。
この真っ黒さん、攻撃を受けても、まるでそこに体がないかのように透けていくんです。
しかし、向こうの攻撃はこっちにあたります。
……………あ！
わかりました。見えちゃいました。
さとり「こいし。あなたの好きな時に弾幕を放ちなさい。」
こいしの、無意識に放った弾幕ならきっとあたると思います。
あの真っ黒さん、私たちの攻撃に合わせて体を透けさせているんです。
こいし「表象『弾幕パラノイア』」
………思った通りでした。
弾幕は見事に敵に命中し、真っ黒さんは消滅していきました。
さとり「さぁ、みんなのところに向かいましょう！」
私とこいしは、みんなと合流すべく、走り出しました。
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サニーミルク
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作者名：霧雨ひゅうが | 作成日時：2017年1月14日 18時
