小さかったはずの彼。

10センチメートル。 ページ11

ホンビンside


何故こうなった。


HB「テグニヒョン！なんで良いだなんて言ったんですか！」

LE「だって、」

HB「だってじゃないですよ！」

LE「…サンヒョクの性格は良く知ってるし
　 Aがああ言うんだもん…」


何が「だもん」だ。


HB「だからってヒョン！
　 はぁ…全く…」


どうすればいいんだ。


HB「ヒョンが言ったんですからね
　 もう俺知りませんからね！？」

LE「え、ホンビナ、俺どうすればいいの？」


そんなのこっちが聞きたい！！！


HB「ヒョンがあんな事言うから…」

LE「仕方ないだろ」


ヒョンを困らせている原因のAは
サンヒョガにレジのやり方を教えている。

距離近いなおい。

テグニヒョンがさっきからガン見してる事気づけよ！！！



これは俺だけじゃ無理だ。


ジェファニヒョンはハギョニヒョンと話しているし
ウォンシギは、あれ、どこいった

幸いな事に客は今はいないからこんな事を話していられる。
いや、店的には良くないんだけど。



HB「あ、ウォンシク！」


声をかけるとすぐにこっちに来てくれた
流石だな、状況を良く分かっている


RA「テグニヒョン…」

HB「ウォンシクも呆れてますよ」

LE「…うるさい」

HB「うるさいってねえ、ヒョン！」


俺達がどれだけヒョンのために
色々とここまでしてきたと思っているんだ。


RA「もう、どうすりゃいいんだよ」

HB「ほんとだよね」


誰も思うわけないだろ









サンヒョクの初恋の人が
Aだなんて。

11センチメートル。→←9センチメートル。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す