藤井恋愛探偵事務所 ページ37
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夏『 A〜！ 』
「 夏恋ー！！ 」
夏『 どうしたの？珍しいねAから誘うなんて 』
「 ……なんか、涼太くんの機嫌が悪くて… 」
夏『 あらあら 』
広々とした社員食堂
私はカフェレストランで買ってきたサラダとサンドウィッチ
夏恋は食堂メニューの夏野菜カレーとコーンスープ
うちは社長があんなんだから、食堂のメニューにもこだわったらしくて、かなり豊富だし、在り来りなメニューじゃなくて洒落っ気ついた感じ
夏『 心当たりは？ 』
「 ……ない… 」
夏『 え、Aってそんな鈍感だったっけ？ 』
「 なにそれ、夏恋は分かるの？ 」
夏『 分かるよ 』
コーンスープを掬って、得意げに笑う夏恋
ディスられたことすらどうでもいいくらい、今は夏恋をただひたすらに尊敬した
「 えっ、教えてっ、！ 」
夏『 え〜どうしよっかな〜〜 』
「 …ケーキ奢る。 」
夏『 ずばり、小森隼だね 』
「 ……ちょっと、嘘ついたら奢らないからね 」
夏『 夏恋の勘なんだから、嘘もそうじゃないも分かんないでしょ〜 』
「 確かにそうだけど…なんか……あまりにも、 」
夏『 思い当たりがない？ 』
「 だって隼さんと会ってすぐだよ？？そんななにもやましいことなんて… 」
夏『 それだって、社長びっくりしたと思うよ〜、Aが隼くんのこと名前で呼んでるなんて 』
『 立派にやましいよね 』
「 え…そんなこと…… 」
夏『 隼くんが懐いてるからね、Aに 』
「 ……私隼さんと連絡先交換した… 」
夏『 はぁ？！……あいつ…何考えてんの…… 』
「 やばいかな、 」
夏『 かなりね 』
腕を組み出した夏恋は、眉間にまで皺を寄せ始めた
「 …で、でもそれなら、涼太くんだって私と付き合ってること公言して壁作ればいし… 」
夏『 なんで開き直るのよ 』
「 だってそうじゃない？ 」
夏『 社長がそんなことするわけないでしょ…あんな独占欲の塊みたいな人…… 』
「 独占欲あるからこそ、そうするんじゃないの 」
夏『 見えない首輪、ってやつだね 』
とっくにもう、藤井恋愛探偵事務所の虜だった
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mi(プロフ) - この作品面白すぎます。好きすぎて毎日更新確認しちゃいます、、 (2018年8月29日 20時) (
レス) id: 3deac03ec5 (このIDを非表示/違反報告)
なーちゃむ(プロフ) - みーおん。さん» て、天才？！そんな！めちゃくちゃ嬉しいけどめちゃくちゃ恥ずかしいですね...（笑）私も軽率に秘書になりきって書いてるので皆さん一緒に軽率に秘書になっちゃいましょう( ^_^)/~~（笑） (2018年8月28日 22時) (レス) id: 3a9aed4a40 (このIDを非表示/違反報告)
なーちゃむ(プロフ) - hakuさん» ありがとうございます！なかなかスローペースでの更新で申し訳ないです……これからも是非よろしくお願いしますo(^_^)o！！ (2018年8月28日 22時) (レス) id: 3a9aed4a40 (このIDを非表示/違反報告)
なーちゃむ(プロフ) - ゆさなぁさん» えー！ありがとうございますー！！それは良かったです（ ; ; ）これからもよろしくお願いします( ^_^)/ (2018年8月28日 22時) (レス) id: 3a9aed4a40 (このIDを非表示/違反報告)
haku(プロフ) - このお話大好きです！いつも楽しみに読ませていただいています！次の更新も楽しみにしています！ (2018年8月27日 23時) (レス) id: 8e88927be4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーちゃむ
| 作成日時：2018年4月28日 20時
