◇127◇ ページ29
「2人ともそんなに心配しないで、私は大丈夫だよ」
不安そうに眉を下げて詰め寄ってくる2人に笑いかける
こんなに心配されると、嬉しいけれど少し照れくさい
京子「本当に？無理してない？」
「うん、今はもう平気。一晩安静にすれば大丈夫って、ビアンキさんが」
2人はほっと胸を撫で下ろした
けれどまたすぐに表情が曇って…ハルちゃんが躊躇いがちに話し始めた
ハル「あの…Aちゃんはツナさんから何か聞いてませんか？」
「何かって…？」
ハル「今の…この状況についてです」
「え、」
ドクンと緊張が走った
こういう話は今まであまりしてこなかったけど…疑問を感じているのは、お互い何となく察していた
騒ぎがある度、何が起きているのか聞いても、詳しいことは何も話してもらえなかったから…
京子「さっき、爆発みたいな凄い音がして…私達、避難してたの。ビアンキさんやフゥ太くんに誘導されて…」
ハル「でも、何が起きたのか聞いても教えてもらえませんでした…。Aちゃんは、それに巻き込まれて怪我をしたんですよね…？」
「うん…」
教えてもらえなかったのは私と同じだけど…あの場に居合わせた私は、少なくとも2人よりは知っている事が多いはず
“アレ”が何だったのかとかは、分からないままだけど
私は2人に、さっき見たものを話すことにした
…
「それで…アレが何だったのか聞いてみたけど、“敵じゃない”ってこと以外、何も…」
京子「Aちゃんでさえ教えてもらえないなんて…」
ハル「でも、これでハッキリしました。ツナさん達は、意図的にハル達女子に何か重大な事を隠しています！」
「うん…」
ツナくん達が悪者だなんて、少しも思っていない
けど……誤魔化されたり、嘘をつかれるのは…やっぱりショックで…
それが“私達のため”だとしても…
ハル「ハルは真実が知りたいです」
「！」
ハル「ツナさん達ばかり今の状況を分かってて…ハル達だけいつまでものけ者にされて、よく分からないまま頑張るなんてできません！」
京子「うん、私も…このまま隠され続けるのは嫌だなって思う」
ハル「…Aちゃんは、どう思ってますか…？」
「…私は……」
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アイシー(プロフ) - 今まで白ツナや黒ツナ等だったので、ハイパーって新しい！と思ったのと同時にハイパーツナ君に惚れてしまいましたｗハイパーでもツナはツナのままのところとかがすごく可愛らしいし、戦闘シーンはかっこいいです！これからも頑張ってくださいっ!!! (2015年6月22日 7時) (
レス) id: dfd3b15349 (このIDを非表示/違反報告)
あやにゃん(プロフ) - 夏みかんさん、初めまして！ハイパーカレシ、ツナのちょっと不器用な感じと、夢主ちゃんのツナへの思いがもうたまらないです！ご自分のスピードでよろしいので、更新頑張ってください！応援させていただきます！ (2015年6月9日 2時) (レス) id: 75663eea7a (このIDを非表示/違反報告)
ユズ(プロフ) - 突然失礼します。とってもいい小説なのでコメントさせていただきました。ツナさんと夢主の今後が気になりますが、雲雀さんと夢主の関係も気になります!!いったいどんな関係なのですか!?(これは聞いちゃダメか(笑)とっても気になります。頑張って下さい,応援しています。 (2015年5月25日 19時) (レス) id: be793533bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏みかん | 作成日時：2015年5月21日 16時
