◇119◇【隠し事】 ページ21
包帯を替えさせてもらう約束を守るべく、夕飯の後に声を掛けようと思ってたけど…
リボーンくんに連れられて男子みんなでどこかへ行ってしまったので、先にお風呂を済ませてきた
ランボ「おフロ上がりのじゅーす！ぶどう味はランボさんのものだい！」
イーピン「ランボ、走ッタラ危ナイ！」
ランボ「ツナ！どけ〜！」
「え、」
ランボくんの声に急いで脱衣所から出ると、男湯の入口にツナくんが立っていた
ツナ「転ぶなよ」
「ツナくん！」
ツナ「！A、」
私を見たツナくんが、フッと表情を綻ばせる
トクンと動いた心臓に気付かないフリをして、笑いかけた
ツナ「2人連れて入ってたのか？」
「うん、ハルちゃんと京子ちゃんお皿洗い当番だから。ツナくんはリボーンくんの用事終わった？」
ツナ「明日、朝から続きだけどな」
「そっか…」
ツナ「…？」
「…お風呂、入ったの？」
ツナ「ん？ああ」
彼は既にお風呂上がりの格好をしていた
背中の怪我…聞く限り酷いみたいだったから、てっきりお風呂に入れないくらいかと思っていたんだけど
でも、思い返してみれば今日1日、みんな思ったより元気に動き回っていた
クロームちゃんも、ご飯は食べないけど体調が悪いわけではなさそうだったし…
寝たきりなのは、ラル・ミルチさんだけ…
思わず彼をじっと見つめると、不思議そうに見つめ返された
「あ…、ごめん」
ツナ「どうした？」
「包帯を…替えようと思ったんだけど…」
ツナ「！ああ、頼む」
「え、」
ずんずん歩いて行く彼にとりあえずついて行くけど……お風呂入ったってことは、包帯取れたんじゃ…？
よく分からないまま、医療室に着いてしまった
椅子に座るなり何の躊躇いもなく寝巻きのTシャツを脱いだ彼の上半身には、やはり包帯は巻かれていなかった
「包帯…」
ツナ「ああ、もう取ったんだ。シャワー浴びたくて」
「だ、大丈夫だった？」
ツナ「昔から傷の治りは早いんだ」
「そっか、なら良かった、けど…」
ツナ「？」
「もうそれくらい治ってるなら、包帯いらないんじゃ…」
ツナ「……」
ツナくんは決まり悪そうに視線を逸らす
ツナ「…傷口、開くかもしれないし…また巻いてくれると助かるんだが」
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アイシー(プロフ) - 今まで白ツナや黒ツナ等だったので、ハイパーって新しい！と思ったのと同時にハイパーツナ君に惚れてしまいましたｗハイパーでもツナはツナのままのところとかがすごく可愛らしいし、戦闘シーンはかっこいいです！これからも頑張ってくださいっ!!! (2015年6月22日 7時) (
レス) id: dfd3b15349 (このIDを非表示/違反報告)
あやにゃん(プロフ) - 夏みかんさん、初めまして！ハイパーカレシ、ツナのちょっと不器用な感じと、夢主ちゃんのツナへの思いがもうたまらないです！ご自分のスピードでよろしいので、更新頑張ってください！応援させていただきます！ (2015年6月9日 2時) (レス) id: 75663eea7a (このIDを非表示/違反報告)
ユズ(プロフ) - 突然失礼します。とってもいい小説なのでコメントさせていただきました。ツナさんと夢主の今後が気になりますが、雲雀さんと夢主の関係も気になります!!いったいどんな関係なのですか!?(これは聞いちゃダメか(笑)とっても気になります。頑張って下さい,応援しています。 (2015年5月25日 19時) (レス) id: be793533bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏みかん | 作成日時：2015年5月21日 16時
