◇100◇ツナside ページ2
Aが俺と2人で話すのが嫌になってああ言ったんじゃないことなんて、言われずとも分かっている
リボーンの発言がきっかけなのは明らかだが、だからといって本当の理由が分からない
優しい彼女は俺を傷付けまいと言葉を紡いでくれたけど、結局俺の疑問に答えることはなかった
“逢引”と思われていたことが嫌だった？
それとも誰かに何か言われて…？
考えを巡らせても、本当のところは本人しか知らない
Aが何を思い、何を考えているのか…分からないとこんなにもどかしいのか
明日から図書室に行けないと思うと気持ちが沈む
俺はAから話してくれるのをただ待つことしかできないのだろうか
…
一夜明け、昨日もらったボンゴレ匣を開匣しようと試みたものの…
メローネ基地の戦いで気力を使い果たしてしまったようで、俺も獄寺も山本も開匣できなかった
それにあまりに色々なことがいっぺんに起こって、みんな気持ちと頭が混乱していた
だから俺達は再び修行を始める前に、今日と明日、しっかり休むことにした
獄寺「てめーたったこんだけ理解すんのに5時間もかけてんじゃねぇ！」
了平「何だと！？」
朝から了平に現状を説明して…やっと何となく理解してもらえたようだ
了平「この恐ろしい話を京子は知っているのか！？」
「いや、白蘭や今の詳しい状況については話していない」
Aは未来へ飛ばされて来た時に目の前で俺が敵と戦ったから…俺達が命懸けの“戦闘”をしていることを何となく知っているはずだが
そういえば、それを京子やハルにも話していたりするのだろうか？
了平「極限に飯だ！」
京子「あ！」
ハル「ツナさん♡」
獄寺「せっかくのオフがてめーのせいで潰れるぜ」
了平「黙らんか！」
話を切り上げ、俺達はぞろぞろと食堂に向かった
先に食事を取っていたA達が笑顔で迎えてくれる
ふとテーブルに目をやると、Aの隣の空席に1人分の手付かずの食事が用意されていることに気がついた
「もしかして…これ、クロームのか…？」
A「うん、そう」
声を潜めてAに聞くと、彼女も控えめに頷いた
A「さっきまで居たんだけど、部屋に戻っちゃった」
「そうか…」
A「大丈夫だよツナくん、クロームちゃんのことは私達に任せて。ビアンキさんも気にかけてるから」
「…そうだな、」
にっこり笑ったAをとても頼もしく感じた
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アイシー(プロフ) - 今まで白ツナや黒ツナ等だったので、ハイパーって新しい！と思ったのと同時にハイパーツナ君に惚れてしまいましたｗハイパーでもツナはツナのままのところとかがすごく可愛らしいし、戦闘シーンはかっこいいです！これからも頑張ってくださいっ!!! (2015年6月22日 7時) (
レス) id: dfd3b15349 (このIDを非表示/違反報告)
あやにゃん(プロフ) - 夏みかんさん、初めまして！ハイパーカレシ、ツナのちょっと不器用な感じと、夢主ちゃんのツナへの思いがもうたまらないです！ご自分のスピードでよろしいので、更新頑張ってください！応援させていただきます！ (2015年6月9日 2時) (レス) id: 75663eea7a (このIDを非表示/違反報告)
ユズ(プロフ) - 突然失礼します。とってもいい小説なのでコメントさせていただきました。ツナさんと夢主の今後が気になりますが、雲雀さんと夢主の関係も気になります!!いったいどんな関係なのですか!?(これは聞いちゃダメか(笑)とっても気になります。頑張って下さい,応援しています。 (2015年5月25日 19時) (レス) id: be793533bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏みかん | 作成日時：2015年5月21日 16時
