◇102◇ ページ4
警報が鳴ったのは、“バジルくん”という仲間が来たからのようだった
ツナくんに頼まれ、お腹を空かせているという彼にご飯を用意した
バジルくんは声も顔立ちも中性的で、物凄く礼儀正しく、物腰柔らかで…
失礼かもしれないけど、“男の子だ”と身構えることなく接することができた
ハル「また…ハル達仲間外れですねぇ」
京子「うん…」
「…長くならないといいね」
ご飯を用意した後、別室で待っているよう言われてしまった
ツナくん達が戻ってくるまで地上へは行けないから、待つしかない
さっきビアンキさんが急かしに行ってくれたけど…
「…あ、」
ツナ「すまない、待たせた。行こう」
「話はもういいの？」
ツナ「ああ。バジルが、とてもおいしかったと伝えてくれって」
ハル「それはよかったです！」
京子「嬉しいね♪」
「うん…！」
…
地上へ出て、まずは少しだけ商店街を見て回った
私は“10年前との変化”という点では同じように楽しめないけれど、間違い探しをしているようにはしゃぐ京子ちゃんとハルちゃんを見て嬉しくなった
みんな今日は抱えているものを一旦降ろして気分転換できたらいいなって思う
ツナ「3人は、自分家にも行きたいんだよな？」
ハル「はい、両親のことも気になりますし…」
「ツナくん達も見に行くでしょう？」
ツナ「いや、俺の親は旅行中らしくて…誰も居ないから」
獄寺「自分もどうせ引っ越してると思うんで行くつもり無いっす」
ランボ「ランボさん、公園行きた〜い！」
ツナ「…分かった。何組かに分かれよう」
了平「とりあえず、俺と京子だな」
山本「じゃあ俺はチビたち連れてくわ」
ビアンキ「私はハルにつくわ」
獄寺「Aさんが10代目とっすね」
「う、うん」
家の近さで考えるならそうなるかもしれないけど、ツナくんが家に行かないのなら関係ない
「いいのかな」って、もやもやする…
ビアンキ「あら、じゃあ隼人は私達の護衛をお願い」
ハル「獄寺さんウチ来るんですか！？まぁいいですけど…」
獄寺「行かねーよ！アネキがいれば十分だろ」
隼人はああ言うけど、女性だけでは心配だな…
だからと言って、ビアンキさん・隼人・ハルちゃんって組み合わせは……不安だ
それに、ビアンキさんがついているとはいえ、やっぱりツナくんが居てくれた方がハルちゃんも心強いよね
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アイシー(プロフ) - 今まで白ツナや黒ツナ等だったので、ハイパーって新しい！と思ったのと同時にハイパーツナ君に惚れてしまいましたｗハイパーでもツナはツナのままのところとかがすごく可愛らしいし、戦闘シーンはかっこいいです！これからも頑張ってくださいっ!!! (2015年6月22日 7時) (
レス) id: dfd3b15349 (このIDを非表示/違反報告)
あやにゃん(プロフ) - 夏みかんさん、初めまして！ハイパーカレシ、ツナのちょっと不器用な感じと、夢主ちゃんのツナへの思いがもうたまらないです！ご自分のスピードでよろしいので、更新頑張ってください！応援させていただきます！ (2015年6月9日 2時) (レス) id: 75663eea7a (このIDを非表示/違反報告)
ユズ(プロフ) - 突然失礼します。とってもいい小説なのでコメントさせていただきました。ツナさんと夢主の今後が気になりますが、雲雀さんと夢主の関係も気になります!!いったいどんな関係なのですか!?(これは聞いちゃダメか(笑)とっても気になります。頑張って下さい,応援しています。 (2015年5月25日 19時) (レス) id: be793533bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏みかん | 作成日時：2015年5月21日 16時
