貴「年を跨いで妖怪ウォッチ！」オロチ「メリークリスマス」ふぶき「第四段ありがとぅ！」【第四段】

幼少期の記憶って、案外忘れてることが多いよね ページ5

A「え、あれ？ちょっと待て」
ふぶき「何？やっぱりあたしって呼んでたってのは間違い？」
A「いやそれは事実だよ。てか、

なんでオロチ、俺の昔の事知ってんの？」

・・・。

百鬼姫「そういえばそうだな」
ふぶき「アレか？ストーカーか？ストーカーなのかお前！」
オロチ「別にストーカーじゃない！」
A「キャー、この人ストーカーヨ〜」
オロチ「ほぼ棒読みじゃないか！」

A「いや待て、ホントなんで知ってんの？マジモンのストーカーデスカ？」
ふぶき「だからなんで後半棒読みなの」
オロチ「いや、それは…」

影オロチ「それには訳があってな……」
A「うわわわわ！？何処から湧いてきたお前！」
影オロチ「…………その訳と言うのは」
百鬼姫「無視した！」
ふぶき「ねえ勝手に話進めちゃってるけどいいの！？」
影オロチ「……あの、結構真面目に話してるんで、静かにしてて下さい…」
A「あっ、スンマセン」

影オロチ「……その訳と言うのは……」



『お母さん、お母さん』
『どうしたの、A？』
『あそこに怖いのが居る…』
『怖いの？…アレは怖いと思っちゃいけないモノよ』
『そうなの？』
『そうなの。さ、もう帰りましょう』

『…』
俺はいつも一人でいた。
大勢で騒ぐのがキライと言うのもあったが、何よりこんな俺の姿をみて近寄ってくる者はいない。
『…ハァ』
寂しいという訳ではない。ただ、もう飽きていただけだ。
怖いと言われるのも、皆が遠ざかって行くのも、もう慣れっこだった。
ただ、アイツに出逢うまでは＿

昔の友達に十年経ってから会うと、大体片方が片方のこと忘れてる→←俺っ娘ってさ、二次だと萌えるけど現実だとかなり痛いと思われるよね

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