轟兄の片割れ依存.【MHA】 (ページ2)

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愛情その一ページ2

轟焦凍はかわいい

顔はものすごく整ってていわゆる“イケメン”

だけど顔に似合わず天然で、たまに投下する爆弾発言はめちゃくちゃ可愛いしカワイイ

食べる時も口が小さいから一口が小さい
しんどい、カワイイ

あと最近はがんばってボクを兄貴とか名前で呼ぼうとする

それもすごく可愛いけど、ちょっと寂しい

昔みたいに「兄ちゃん」って呼んでくれてもいいん────

「兄貴、やめてくれ」

背後から伸びてきた手が、書き途中の『焦凍のための観察日記帳』をとりあげる。

「あ。焦凍…なんでとるんだよ…」

「こんな日記、学校で書かないでくれ」

「え…なんでだよ…誰も見ねえのに…」

「緑谷達が見てるだろ」

日記を持たぬ方の手が反対側を指さすと、先程話していた緑谷や飯田が立っていた。

「え、見てねえよな？緑谷」

「う、うん…！見てないよ！」

「飯田もな？」

「もちろんだとも！うん！」

二人の返事に、『ほらぁ』と視線で焦凍に訴えかけると、諦めたのか、溜息と一緒に日記帳を机上に戻してくれた。

「絶対になくすなよ…兄貴」

「任せろ」

わしゃわしゃと頭を撫でてやる
すると焦凍は少しだけはにかみそっぽを向いてしまった。

「(うわ、可愛い)」

──────今の日記帳に追加しておこう