【番外】家出と風紀財団 ページ25
『･･･んっ･･･寝てた･･･』
雲「疲れてたんでしょ？あの人もわかったって。休みには帰ってこいって言えって念押されたよ･･･心配し過ぎでリオネルがうざがってた(なでなで」
『ふふ･･･なんだかんだで･･･愛されてるなぁ』
雲「全く周りの人のことも考えなよね、一番迷惑するのは僕とリオネルでしょ」
『ごめんって、でも恭ちゃん嫌じゃないって顔してるよ･･･？』
雲「何言ってるの、バカじゃないの」
『ふふっ、あったかい(ぎゅっ』
雲「君がこんなんだからあの人もある意味かわいそうだよ(なでなで」
◇◆◇
リ「ボス、うざいです。仕事中に泣かないでください」
フ「なんか･･･大変ね？ディーノってこんなんだっけ？」
ロ「フィリス嬢手伝いに来たのか」
リ「いえ、もう前から明らかにこんな感じで姫のことになるともう･･･だからうざがられるからあまり過保護になさらないほうがいいと言ったのに」
D「仕方ねぇだろ･･･心配だったんだよ！！なのにあいつ仕事は恭弥のとこでやるとか･･･こっちに来るだけで時間とっちまって休みに帰るって言ったってほとんど会えないじゃねぇか･･･」
リ「はいはい、ですからその時間のために書類と仕事さっさと終わらせてくださいよ、ボス」
D「わかってるっての･･･やるからリオネル書類増やすな！！」
リ「何言ってるんですか、貯めたあなたが悪いんですよ。まぁ姫の分は少しぐらい僕が片付けますけど」
D「Aの分だけかよ･･･」
リ「当たり前じゃないですか。姫の分でボスが倒れたなんて聞いたら姫が泣くのが可哀想なのでやってあげます」
D「もうなんで俺リオネルが部下なのかわかんねぇ」
リ「だから僕はあくまで姫の世話係だと何度言えばわかるんですか･･･ほら、まだこんなにありますよ」
D「お･･･おう･･･」
リ「全く、早く仕事が終わればあなたから姫に会いにいくことだって可能なのにボスはそういうとこに頭回らないんですから。ボスから会いに行けば姫も喜ぶと思うんですけどねぇ･･･」
D「？！･･･よし、やるぜ！フィリスは書類の整理しておいてくれ、ロマーリオは悪いが終わった書類を届けてくれ」
おやおや･･･ほんと単純なんですから。
ボスが早めに仕事を終わらせて会いにいくと姫が心配そうな顔をしてましたが元気そうなのを見ると笑顔になったのはまた別のお話。
END．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 20人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：湊 | 作成日時：2013年2月26日 13時
