番外編 猫ちゃんお熱 ページ20
アニメ見返してたら猫ちゃんがお熱出してて描きたくなりました。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
｢ちょっ、顔色悪すぎる！どうしたの！！｣
尾形｢…なんでもない｣
｢嘘つくな！…あっつ！！｣
札幌の宿に宿泊中。外から帰ってきた尾形の様子がおかしかったので額に手を当てるととんでもない熱だった。
確かに最近鼻をすすってることはあったけど、本人がなんともないと言うから流していた。
｢ほら！お布団入りなさい！｣
そう私が言うとすんなり布団に入る尾形。
普段からそれぐらいすんなり言うことを聞いて欲しいものだ。
私は手持ちの袋の中に冷水を入れて尾形のおでこに置こうとしたのだけど、尾形に拒否される。
｢え、なに｣
尾形｢…氷のうは好きじゃねぇんだ｣
｢知らん｣
強引に彼の額に袋を載せる。
あぁぁ…という力が抜けるような声が響いた。
｢この時間じゃさすがに医者もやってないよ…私の手持ちの薬飲んで｣
そういうとん、とだけ答える尾形。
ご飯は済ませてあるので薬をとりあえず飲ませる。
｢はい、ごくんして｣
尾形｢子供扱いすんな｣
そういいつつ私の言う事にはしっかり従う猫ちゃん。
また寝かせると尾形は目を閉じた。
あまり睡眠の邪魔するのもなんなので近くに水を置いて外に出てようかな、と立ち上がった時、ぐいっと手を引かれる
尾形｢…どこへ行く｣
｢ぇ、いや睡眠の邪魔したら悪いかなと｣
尾形｢…こっちこい｣
え？こっち？と戸惑っていると彼はいつもより弱い力で布団の中へ引き寄せてきた
え？…えぇ！？
｢な！？どうしたの！？｣
尾形｢うるさい…暖を取るだけだ｣
そういって彼は私の胸に顔を埋めてきた。
うわうわうわ！！デレデレ猫ちゃんやんけ！！！
暫くすると規則的な呼吸が聞こえてきた。
…まぁ病人なわけだしこれくらいは許しましょう。
おやすみ尾形。
翌朝すっかり熱が引いた尾形に布団から追い出されるのはまた別の話
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 88人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カンザキ ヒヨリ(プロフ) - こうさん» いいですねww 前向きに検討させていただきます！！ (2022年9月20日 23時) (
レス) id: e9afb24d8c (このIDを非表示/違反報告)
こう(プロフ) - 更新楽しみにしてます！あと、大変言いづらいのですが…みんな大好きオチウシーン入れて欲しいのですが//// (2022年9月20日 23時) (レス) id: 4a2c317405 (このIDを非表示/違反報告)
カンザキ ヒヨリ(プロフ) - こうさん» コメントありがとうございます！ 本当ですね！！一生の不覚です(´･_･`) 次回訂正しつつ更新させていただきますね！ありがとうございます！ (2022年9月20日 23時) (レス) id: e9afb24d8c (このIDを非表示/違反報告)
こう(プロフ) - いつも読んでます！すごく楽しみにしてる尾形推しです！少し気になってるところがあるのでお伝えします。杉元の元が、本になってます！！訂正お願いします！ (2022年9月20日 10時) (レス) @page46 id: 4a2c317405 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
