山猫のツレ【尾形百之助】

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二度寝をしてすぐに朝になった。

アシㇼパちゃんにペシペシ起こされたので気分はいい

水筒の水を含んでうがいをしていると尾形と目が合う。


「昨日の夜中、目覚めたんだよ。」


尾形「…」


「寝言言ってたよ」


尾形「はっ、なんて言ってた？」


「勇作殿、って」



その瞬間、尾形が固まったのが見えた。

え？そんなびっくりする？


「知り合いか何か？」


尾形「…さぁな」


そう言ってぷいとそっぽを向いて歩き出す尾形


「え、さぁなって何」


尾形「深堀すんな」


尾形は少し威圧感を出しながらそう言ってきた。

そんなに聞かれたくないこと？なんだろう

逆に気になってきてしまう


「まぁそう言うなら深堀はしませんけどね」


私は立ち上がる


尾形「なんで少し不服そうなんだ」


「別に。それは自分もそうでしょ」


杉本「お前ら朝からギスギスすんなよ…」


はぁ、と杉本がため息を着く。

まあ確かに朝からこういうのは良くないかもね。

彼の言うことも一理あると思って私は笑って誤魔化した

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