3、塩キャラメルボーイ ページ5
授業も終わり、部活の時間となった。
私も早く行って準備をしようと思っていたのだが、あいにく理科室に教科書を忘れてきていたみたいだったので取りに行く事にした。
理科室に行けば私の教科書は案外すぐに見つかったため、急ごうと廊下を速足で歩いていると、ふと1年生の教室が目に入った。
1年生の教室に1人だけ机に突っ伏して寝ている子がいた。よく見るとそれは国見くんで……。最初はほっておこうとしたが、私はマネージャー、そして彼は部員なので仕方なく起こす事にした。
放課後とはいえ他のクラスのため、一応失礼しますと言う挨拶?は忘れないようにする。
国見くんの前の席まで行くと、彼の肩を揺すり声をかけた。だが、彼はピクリとも動かない。
今度は先程よりも大きな力で肩を揺すり、大きな声で呼びかけた。それでも彼は、起きるどころか動きすらしなかった。もしかして死んでるんじゃないかと思うほど動きもせずに寝ている。
このままでは私も国見くんも遅刻してしまう。
どうしたものか…。
困った私は助けを求めようと制服のポケットに手を入れ、スマホを取り出そうとした。その時、スマホと一緒に何かポケットの中に入っていることに気がついた。
これ…。あっ!
国見くんを起こす方法を思いついた私はそっとポケットからそれを取り出すと、国見くんの机に置いた。
すると、先程までが嘘のようにスっと起きると机の上のものを手に取り口へと入れ
「おはようございます、先輩」
と、挨拶をした。スっと起きた国見くんに、ほんとあれには目がないな……。なんて思い苦笑する。
時計を見れば部活開始時間が近くなっていたので、
「早く、行くよ」
そう声をかけ、国見くんの分の鞄を持ち国見くんの手を引いて体育館へ向かった。
、
机の上に置いたもの……塩キャラメル
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評価ありがとうございますm(*_ _)m
相変わらずの文才の無さで今回も何を書きたかったのか分からなくなってしまいました……。
すみません
早く合宿にしたいとか余計なことを考えてるから駄目なんですね、多分←
こんな感じの作者ですが良ければ評価、コメント、お気に入りお願いします
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作者名:名も無き審神者 | 作成日時:2018年4月19日 17時