雇�� ページ22
･
「おっけ、おおきにな。
ほんなら、契約書書かんとかな…」
そう言うと、うーんと悩み何かを考える。
数秒したころ、ぱっと顔を上げ
「…とりあえず上行こか」
再び階段を上ってプライベートのお部屋の方へ。するとそのままテーブルに案内された。
「座っといて。ほんで、甘いもん嫌いやなかったら食べてや」
安田さんから貰ったと言うクッキーをテーブルに置き、何処かの部屋へ消えていった。
「うま…」
遠慮なく、置かれたクッキーを口に頬張る。
甘すぎない食べやすいチョコレートクッキーで最高。
「おまたせ」
そう言われて持ってきたのはパソコンとペン。
「パソコンあんまり得意やないねんけど、Wordとかでとりあえず打ち込むわ」
…そういう契約書は無いんかい…
聞くと、バイトを雇うとかは俺が初めてみたいで、なんも準備してへんかったらしい。
「えっと、出勤は週2日4時間。
勿論、学業が優先やから合わせるけど基本はこれな。
時給は…1000円？とかでどうや
銀行振込でも、いいけど…
出来たら手渡しがええな。」
どう？とこちらに伺ってくるけど、
頷くしか出来ん。
手渡しでも全然構わん。
「おっしゃ、じゃあこれでいこか。
とりあえずプリントしてくるわ」
そう言って、自室にあるのかコピーをして持ってきた。
「これかな。もう1回確認しよ」
プリントアウトしてきた紙を2人で覗き込み、
指でなぞりながら内容をもう一度確認する。
「大丈夫です」
「ん、OK。そしたらサインせんといけんから」
ボールペンを出してきて、雇う側に『�霤朕鰺� 』とサインを書いてもらい
続けて、雇われる側に自分の名前を書いていく。
「ほんまは、印鑑とか必要になるけど、とりあえずやからいいかな…
そや、望の苗字って何て言うん？」
そう聞かれて、そう言えばきちんと名前を言っていなかったと思い出して
サインを終えた紙を掲げて
「『中間望』って言います」
と言った。
「…え 」
その名前を聞いた崇裕さんの紙を受け取ろうとした手が止まった。
「…？崇裕さん？」
「…っあ、おん、受け取りました」
なんでだか、気まづそうな顔で視線をそらされたけど、直ぐにニカッと笑って
よろしくなぁ！と言う。
…気のせいやったんやろか。気まづさと、少しだけ悲しそうな顔は。
「こちらこそ、よろしくお願いします」
とりあえず、これでバイトが決まった。
勝手に決めてしまったから、帰ったら淳太と照史に報告せんと。
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ターコイズ(プロフ) - 蘰さん» 蘰様、ありがとうございます！また覗いてやってください、これからも宜しくお願いします (2020年7月3日 12時) (
レス) id: f5621defff (このIDを非表示/違反報告)
蘰(プロフ) - ご返信ありがとうございます。そうなんですね。ずっと拝読させていただいていてそういえば。。と思ったので思い違いでなくて良かったです。何時までもお待ちしていますので、ご自分のペースで無理なく執筆していただけたらと思います。 (2020年7月2日 23時) (レス) id: c3543fb139 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - 蘰さん» 蘰様、はじめまして。まだ出てきてないんです…。実はしげが1番のんびり出てくるので、気長に待ってて頂けたらと思います<(_ _)> (2020年7月2日 23時) (レス) id: f5621defff (このIDを非表示/違反報告)
蘰(プロフ) - はじめまして。見逃し出したら申し訳ないのですが、しげさんってもうでてきましたか？ (2020年7月2日 13時) (レス) id: c3543fb139 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - みずほさん» みずほ様、コメントありがとうございます！弟さん、高身長ですね！すごい！励みになります、ありがとうございます！また覗きに来てください(o^^o) (2020年5月22日 17時) (レス) id: dd19ecb6aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ターコイズ | 作成日時：2020年5月15日 22時
