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お客さんT ページ6

「火事だァァァ!」


「ーーーーーは?」




×××

「・・・仕事場、無くなった・・・。」


声に出して、確かめる。

ーーマジか。

団子屋が火事で全焼するなんて。
あー、ついてない。


まあ、しょうがないか。


最近あそこ飽きてきたし。
そろそろモブ辞めるために動こうと思ってたし…。


いい機会かも。

「ーーーーということで。」



あそこ、行ってみましょーか!

どこかって?


ーーーーー一番、表舞台に近い場所?



×××

「すいませーん!」

ピンポーンという音と共に私は声を上げる。

何年ぶりかな?
と、考える。

「へいへーい」


懐かしい声。
全く変わってないねぇ。


ガラッと開く扉。

「何の用で――――」

「―――やっほ。お久しぶり。ーーーぎーんちゃんっ♪」

手を振る私に目を見開く銀時。

「は?何でここに?つーか俺が万事屋やってるって…」
「んふふ、幼馴染の特権?」

茶化したようにそう言うと、鉄拳が来た。

…痛い。


「んなわけねーだろ!何だその超能力的な特権!」
「人伝に聞きました、ハイ。」

「・・・ま、入れや。」

×××

ソファに座る。
目の前には三人。

「んで?何の用だよ。」
「仕事斡旋してもらおうと思って。」


は?と銀時。
だから、と一から説明した。

「あのなー、人に紹介できる仕事があったら俺らがやってるっての!」

「え。ここ万事屋でしょ?」
「まあ・・・そう、だけど、」

ああ、と思いつく。

「仕事、無いんだね!」
「もうちょっとオブラートに包めよォォォ!!」
「うるさい。」

事実でしょ?と付け加える。

「・・・お前、変わんねェな・・・。」
「銀ちゃんもねー。」

仕事紹介してくんないなら・・・あの手使うか。

「仕事紹介してくんないなら、銀ちゃんの黒歴史ここで暴露しよっか!」
「何言ってくれちゃってんの!?お前!」
「え、知りたいアル!!」

「乗るな!」

何でそんなの知ってんだよ!という銀時に、

「だって、一緒に住んでたし。」
「・・・ああ。」

「あ、因みにね!」

私はにっと口角を上げた。


「晋ちゃんの黒歴史もあるよ!あと小太ちゃんのも。」
「マジで!?高杉のもあんの!?」

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夏終朝凪(プロフ) - とっても面白いです!続きがよみたいっ!更新再開楽しみにしてます!作者さんのペースで更新してくれると嬉しいです(о´∀`о)どうかお体に気を付けて下さい!応援してますm(_ _)m (2021年1月2日 23時) (レス) id: 8142368f1e (このIDを非表示/違反報告)
亜葉癒 - とても面白いです!これから夢主ちゃんがどんな感じで下克上していくのか楽しみです! (2017年3月6日 0時) (レス) id: 073ff62f9e (このIDを非表示/違反報告)
朋花 - あもさんの作品は全部とっても面白くて大好きです!私もあもさんのような物語を作ってみたいです (2017年1月11日 19時) (レス) id: c18f154cf4 (このIDを非表示/違反報告)
あも(プロフ) - 麒麟さん» 神ではないです・・・。でも、ありがとうございます! (2016年12月28日 10時) (レス) id: 61c2d23a0c (このIDを非表示/違反報告)
麒麟(プロフ) - なんだ、ただの神か(汗) (2016年12月27日 17時) (レス) id: b0311b2dea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あも | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/huzisaki6/  
作成日時:2016年12月25日 23時

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