【銀魂】モ ブ の 下 剋 上 。

幼馴染み総督T ページ16

私の幼馴染みは三人いる。

一人は元伝説の攘夷志士。

一人は指名手配されてる攘夷志士。

そしてもう一人は超絶過激な組織の総督。

まあ、なかなか濃いメンツで。

でも、私は攘夷戦争で活躍していた彼らとは離れていて、その頃の三人を私はよく知らない。

知っているのは、先生が亡くなったということ。

まあ、私も色々あって二人とは疎遠になってたし、もう一人ともその後偶然出会って、ちょっと話して、せいぜい年賀状を送り合う程度の関係になっていたわけで。

だから、真選組で働いてても問題はないわけで。

問題...ないんだけど、


絶賛危険人物に認定中の幼馴染みに会ってしまったら、どうすれば良いのかな。


「よォ、A。久しぶりだな。」

鬼兵隊総督...高杉晋助。
年賀状を送りあっている幼馴染みだ。

幼馴染み・・・だし、別に良いよね？

「久しぶりだね、晋ちゃん！えーっと、元気？」

「あァ。」

「あのね、それで....晋ちゃんにご報告がありまして...。」

「何だ？」

「私、今は真選組で働いてるのね、だから、その、」

「真選組で働いてるのか。」

「うん、まあ、色々ありまして。晋ちゃん、テロリストでしょ？だから、ちょーっと、まずいかなぁ・・・と・・・。

ほら、幼馴染みでしかも年賀状くれるから、居場所知ってるし、バレたら、晋ちゃんもまずいでしょ？私だって、幼馴染みが捕まるのみたくないし・・・。」

「捕まらねェよ。俺ァ。」

「うーん、そうかもしれないけどさ・・・」

気持ち的にね。あれなんですよ・・・。

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