【銀魂】モ ブ の 下 剋 上 。

知り合いK ページ14

「あっ！銀ちゃんの幼馴染み！」

町を歩いていると、神楽ちゃんに出会った。

「こんにちは。・・・銀ちゃんは一緒じゃないんですね。」

「あのバカはパチンコアル。」

「あ、なるほど。じゃぁ、あの眼鏡君は？」

「新八はお通ちゃんのライブネ。」
「お通ちゃん・・・」

「それで・・・神楽さんは今からどこかへ？」

そう問うと、首を振って、

「暇だったからぶらぶら歩いてただけネ。」

と言った。

「それなら・・・」

私と一緒にお団子屋にでも行きませんか？

そう言うと、彼女は目を輝かせて、力一杯頷いた。



「ほんとに良いアルか？」

「遠慮しないで。私が奢りますから。」

「じゃ、遠慮なく！おじさーん、団子十皿！」

手を上げて、あり得ない量を頼む神楽ちゃんに私は苦笑する。

美味しいと評判の団子屋。

「んんー！うまいアル！」

「ふふ。良かった。」

あっという間に平らげた彼女は不思議そうに私を見つめた。

「何で奢ってくれたアルか？」

もっともな疑問だ。

「私は銀ちゃんの幼馴染みだから少なからず彼の事は理解しているつもりなんです。

きっと、彼にとって貴方達は大切な人。

私はただ、彼が大切にしている貴方達にお礼が言いたかっただけ。」

「私たちが銀ちゃんの大切？ないない！だってあのマダオが・・・」

「・・・いいえ。銀時を救ってくれたのは貴方達。ありがとうございます。」

深々と頭を下げる。

「か、顔を上げてヨ！」

「はい。」

「何か・・・良い人っぽいアル！私の事は神楽って呼んでくれて良いネ！私もAって呼ぶアル！」

「じゃぁ、神楽ちゃん。」

そう呟くと、神楽ちゃんは嬉しそうに笑った。

◆◇◆◇◆

銀魂実写、観に行きました！

やー、面白かった！

二回観てしまいました・・・。はい。

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