三 ページ3
「おく・・・さん?」
「そう。」
「おくさんとは、えぇと・・・その、つまり、」
「お嫁さんってこと。」
「で、ですよね。」
何だか展開が早すぎます。先程恋心を自覚したというのに、想いを伝える前に結婚?
一体、この方は何をお考えになっているのでしょうか?
「何故、会ったばかりの女と・・・・」
「え?だって
「は、?」
「何となくそうかなとは思ってたけど、矢っ張り覚えてないんだね。」
「覚えて、無い?」
どこかでお会いしたでしょうか?
思い出せないです・・・。
「ほら、これで思い出さない?
『大人になったら君を迎えに来て僕のお嫁さんにしてあげる』」
____『大人になったら君を迎えに来て僕のお嫁さんにしてあげる!約束だよ!』
「_____えっ?」
忘れる筈のない、その言葉。
ずっと、ずっと、いつか迎えに来てくれると信じていた、人。
あぁ、何故、何故、今まで貴方に気付かなかったのでしょう?
「____乱歩、様、」
「漸く君を迎えに来たよ。A!」
満面の笑みで両手を広げる彼の腕に飛び込む・・・迄は行きませんでしたが、彼に駆け寄り、抱きつきました。
普段なら考えられない行動ですが、あまりにも嬉しくて、嬉しくて、幸せで____
336人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
めろんぱん - 待って最高すぎる!!!続きずっと待ってます! (2022年6月8日 11時) (レス) id: c6ba014c63 (このIDを非表示/違反報告)
狂 - あ、好きやわ。←好きにドストライク過ぎてもはやコメントがない。(*´-`) (2021年7月13日 1時) (レス) id: 9d7ef0cd22 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 続きを楽しみにしてます!! (2021年5月5日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
あも(プロフ) - まろんさん» ありがとうございます!とても嬉しいです。 (2018年1月20日 19時) (レス) id: a2e5ee0127 (このIDを非表示/違反報告)
あも(プロフ) - コハクさん» ありがとうございます!私が読みたい話を書きました! (2018年1月20日 19時) (レス) id: a2e5ee0127 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あも | 作者ホームページ:
作成日時:2018年1月15日 22時