33話 ページ36
あらじゅんのお願いなら聞かなくちゃね
私達の隊での基本的戦法は他の隊ではできない、なら
「いいよ、何をすればいい?」
《とりあえず夏月ちゃんと賢の射程まで移動する!》
「りょーかい、狙撃で仕留めるのね」
《ああ、可能なら頼む!!》
当真の視界に映る円状のレーダーに"ひとつの点"が動き出した
「おっ追っかけてきた
三輪の読み通り」
「あれ?嵐山さんだけ?
あ、木虎はバッグワーム使ってんのか」
嵐山と木虎が行おうとしている作戦は予想がつく
「嵐山さんを囮にして木虎に奇襲をさせるだろう
機動力のない向こうにはそれぐらいしか打てる手がない」
いやでも、
「、、、佐鳥がまだベイルアウトしていないか、、、」
三輪の発言を遮るように当真が言う
「それだけじゃねェ、青霄ちゃんがいンのに夏月ちゃんがいないはずない」
「、、、迅さんの方にいないならこっちにいる可能性が高い、と?」
「そーゆうこった」
「うへぇ〜、夏月さん居んのかよ、、、」
「その可能性もある
一応狙撃も警戒しておけよ」
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わんにゃん - (●︎´▽︎`●︎) (2022年5月2日 22時) (レス) @page1 id: a8a56b63b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:浮遊猫 | 作成日時:2022年5月2日 13時