検索窓
今日:2 hit、昨日:15 hit、合計:8,596 hit

25話 ページ28

「誰が負けて帰るって?」

「出来れば全員がいいな」



「今のが話に聞いていた迅さんの……!?」

「そうだ、あれが迅の黒トリガー『風刃』の能力だ

物体に斬撃を伝播させ目の届く範囲どこにでも攻撃ができる

迅のブレードから出る光の帯が見えるか?あれが風刃の残弾だ

残り8本

あれがゼロになる再装填の隙がある。その隙を逃さず殺.しきるぞ」
《狙撃手、太刀川を援護しろ。俺たちに当てても文句は言わん》

「奈良坂、了解」

「古寺、了解」

後ろにさがりながら太刀川の攻撃を受け流す


《……迅さんは狙撃手がいることを忘れてるんですか?》

《そんな事は無いと思うが……》


そう、あまりにも狙撃を警戒していない。

"打ってください"と言わんばかりに

(何を考えてるんだ?)

疑問に思いながらも太刀川の攻撃の合間を繋ぐように狙撃をする

真っ直ぐ伸びた弾丸は迅には被弾しなかった

「……!!」

古寺の弾丸は弧月で堕とされ、奈良坂の弾丸はシールドで防がれた

「青霄……!」

「先程ぶりですね、風間さん」

隠密トリガーを起動している風間達が見えてるかのように目を向ける。

危険度が上がったためか、隠密トリガーを解きスコーピオンを構える

《……戦闘開始》

《青霄!踏み込みすぎないでよ!》

《了解》


「やはり鈴暮隊もいたのか」

僕もスコーピオンを構えた風間さん達にならって弧月を"低く"構えた

「風間さんの相手をしたいところだけど、それは僕の役割じゃない」

グラスホッパーを使い向きを変え、加速する。

この速さなら追いつけない

狙いは古寺と奈良坂

元々この2人以外特に狙っていない。

《な、奈良坂先輩!こっちに来ます!》

僕の方を向いた銃口

引き金に指がかかる

正面からの狙撃と"側面"からの狙撃

「っ……!!」

(やっぱり弟子は守りたいよね……)
《とーるの正確な位置が割れた。落としに向かう》

《おーけー》

26話→←24話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
25人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

わんにゃん - (●︎´▽︎`●︎) (2022年5月2日 22時) (レス) @page1 id: a8a56b63b8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:浮遊猫 | 作成日時:2022年5月2日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。