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9話 ページ12

「うーむ………

今日も3勝7敗が最高か………

4勝の壁があるな」


空閑のふわふわした白い髪が、爆発してプスプスと音を立てている。


「腕が上がってるのはあんただけじゃないのよ」


「ほう」


「小南先輩から3本も取れたら大したもんだろ」


「とりまる先輩も一勝負どう?」


「また今度な」


「なんでとりまるは最初から先輩呼びなの!?」


驚愕した小南が大きな声を出す


「どうやったらおまえの相棒を強くできるか、今はそれを考えるので手一杯だ」



ガシャンと音を立てて訓練室の扉が開く


「おお、本当だ。新顔くんがいる!」


天真爛漫で陽気な声の主に空閑が訊ねる


「どちらさま?」


「ああ、挨拶が抜けたね!

こんばんは、ボクは暁鐘梅。

玉狛支部所属、鈴暮隊のオペレーターだよ!」


「ぎょうしょう?」


「難しいよね、梅でいいよ」


「うむ、おれは空閑遊真。

背は低いけど15歳だよ。

よろしく、うめ」


「うん、よろしくね。

クーガー!

新顔くんは3人いるって聞いたんだけど、残り2人は?」


「トレーニングで走りに行ってる。

それより、おかえりなさい。梅ちゃん」


「おかえり、変わらず元気だな」


「うん。ただいま!

小南さん、烏丸!」



「夏月ちゃんと青霄ちゃんは?

梅ちゃんがいるなら帰ってきてるはずでしょ?」


「………なんかやる事があるんだと」


「ふーん…」





「それと遊真、梅は先輩だぞ?」


「なんと!!」


「いいよ、呼び捨てで。

上下関係とかだるいでしょ?」





アホの子浮遊猫ちゃんです。
授業中の投稿となっております。

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わんにゃん - (●︎´▽︎`●︎) (2022年5月2日 22時) (レス) @page1 id: a8a56b63b8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:浮遊猫 | 作成日時:2022年5月2日 13時

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