検索窓
今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:21,595 hit

過去一話 声優になりたい (全体編) ページ11

16歳。

何とか私はいい高校に合格した。

入学式の一週間前に兄貴の家に行った。

今日から義理の兄貴ができるのだ。

兄弟か・・・。なんて思っていた。

兄貴は、九歳も離れてた兄弟になった。



1996年。

兄貴は声優になった。

私は、そのつながりで福山潤さんの大ファンになった。

その時はまだ声優になりたいなんて、思ってもなかった。

ある日、楽屋で福山潤さんと会える日が来た。

潤「君には、才能がある。声優になったほうがいい。」

そう言われて、私は声優になることを決めた。

18歳の時だった。

でも兄貴は反対した。

孝宏「なにいってんだ!ただ一人に認められただけで・・・。俺がどんだけ苦労して声優になったのかも・・・、知らないくせに。そんなあまい世界じゃないんだよ!!!」

あんな兄貴は、初めてだった。

でも、私は言った。

A「そんなこと知っている。だからこそ、目指してみたいんだ!!」

孝宏「もういい・・・勝手しろ!」

次の日の朝。

私は、家を飛び出した。

 


 

過去二話 12年間の声優 (全体編)→←十話 大切な二人。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
40人がお気に入り
設定タグ:福山潤 , 櫻井孝宏 , 声優   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:冬月雪 | 作成日時:2016年8月11日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。