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過去一話 声優になりたい (全体編) ページ11
16歳。
何とか私はいい高校に合格した。
入学式の一週間前に兄貴の家に行った。
今日から義理の兄貴ができるのだ。
兄弟か・・・。なんて思っていた。
兄貴は、九歳も離れてた兄弟になった。
1996年。
兄貴は声優になった。
私は、そのつながりで福山潤さんの大ファンになった。
その時はまだ声優になりたいなんて、思ってもなかった。
ある日、楽屋で福山潤さんと会える日が来た。
潤「君には、才能がある。声優になったほうがいい。」
そう言われて、私は声優になることを決めた。
18歳の時だった。
でも兄貴は反対した。
孝宏「なにいってんだ!ただ一人に認められただけで・・・。俺がどんだけ苦労して声優になったのかも・・・、知らないくせに。そんなあまい世界じゃないんだよ!!!」
あんな兄貴は、初めてだった。
でも、私は言った。
A「そんなこと知っている。だからこそ、目指してみたいんだ!!」
孝宏「もういい・・・勝手しろ!」
次の日の朝。
私は、家を飛び出した。
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作者名:冬月雪 | 作成日時:2016年8月11日 11時