【ブラコン】えっ、絵麻ってお姉さんいるの？2

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『風斗はわかるけど..祈織くんは、なんで海に入らないの？』



そう聞くと、祈織くんが少し恥ずかしそうに喋った





「えっと、日焼けした後、真っ赤になっちゃうから..それで。」


『そうなんだ。道理で肌が白いと思った』




透き通るような白い肌に吸い込まれそうな目。
サラサラの髪の毛


どれもこれも「The 王子様」って感じでとても素敵だ





「ところで、あのバカな姉さ..


Aさんの妹は、どこなの？」


『私の聞き間違いじゃなければ、今「バカな姉さん」って言おうとしたろ？あ？』


「き、聞き間違いだよ、聞き間違い！僕がそんな事言うと..いたたっ！ご、ごめんなさいごめんなさい！」


『え〜、何？聞こえないなぁ？』






黒い笑みを見せながら、風斗のこめかみを拳でぐりぐりと押す




うわぁ、痛そうだなぁ



なんて他人事みたいに思っていると..まあ実際他人事なんだけどね。






祈織くんがくすくすと笑い始めた




「仲が良いね、風斗とAさんは」


『風斗のせいで祈織くんに嫌われたかと思ったやばい祈織くん好き』


「Aさんは僕のだからね」


『そんなの聞いてない』

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