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去年の夏も私達はこの小さな河川敷で4人で手持ち花火をした。
「凛子〜！ちょっと水運んでもらっていい？」
「あ、うん！！」
友人の明菜に呼ばれ、私は大きなバケツを持って水汲み場へ行き、満タンに水を入れて運んだ。
水面に映る自分の情けない顔に少し悲しくなる。
「よいしょ……うわっ！」
しかし、大きなバケツの重さに足がよろけてしまった。
私は…ドジだ。
「危なっ！」
バケツを持つ手が増えた。
この大きく骨ばった男の子の手を、私は知っている。
私の好きな人…和真くんだった。
「ふー、間に合ったー！」
「あ、ありがとう……///」
「いいよ、大丈夫？ほんと凛子は危なっかしいなー、いいか？こういうのは男がやるもんなんだよ」
そう言って彼は私の手からバケツを取って運んでくれた。
彼のこういうところが好きだ。
さり気ない優しさに胸が高鳴る…。
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ステラ(プロフ) - セピカさんの作品が本当に好きで、最近いろんな作品見まくってます！！何度もリピします！新作も楽しみです！ (2021年9月29日 0時) (
レス) @page13 id: 17229361f2 (このIDを非表示/違反報告)
セピ力(プロフ) - ayayaさん» 嬉しい！今後もお付き合いお願いします！ (2021年9月27日 14時) (レス) id: 4dfc759775 (このIDを非表示/違反報告)
ayaya(プロフ) - 読みます。絶対読みます！これからも作品楽しみにしてます！ (2021年9月27日 13時) (レス) @page13 id: fbdda0fcdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セピ
| 作成日時：2021年9月27日 2時
