私も猫になりたい ページ26
-Aside-
今日は、浩史パパの家にね?
遊びにやって来たんだぁ。
なのにね?浩史パパったらね?
にゃんこ先生と遊んでいるの。
ちょっとだけ...いや。結構
寂しかったりする。だから
小野Dパパに、LINEするの。
A{小野Dパパ、寂しい}
小野D{どうしたの?}
A{浩史パパと今、いる
んだけど、浩史パパね?にゃん
こ先生とずっと遊んでて寂しい。}
小野D{ちょっと待ってて?}
そこからLINEが、来なくなり
泣きそうになっていた私は...
うつ向いてしまいました。
-神谷side-
にゃんこ先生、可愛いなぁ〜。
ん?あっ!わ、忘れてた!
慌ててAの所に、行くと...
肩を、震わせて泣いていた。
僕は、優しくそっと、壊れ物を
扱うかのように、抱きしめる。
神谷「A、ゴメンね?
にゃんこ先生のコトばかり
に、構っちゃってゴメンね?」
A「......たいな。」
神谷「ん?なんて?」
A「....私も、にゃんこ
先生みたいに猫になりたい。」
神谷「Aが、猫になった
らエサは、キャットフードに
なるけど...いいのかな?」
A「キャットフードじゃ
なくって、ささみがいいな。」
神谷「もしもだよ?Aが、
猫になったら茹でたささみと
ローストチキンにしようね(ニコツ」
A「猫でも太る?」
神谷「うん。太るねぇ。動
物も一応、生きてるし。」
A「じゃ、茹でたブロッ
コリーとカリフラワーも。」
神谷「Aが、猫だったら
ね?そしたらブロッコリーと
カリフラワーもあげるね?」
A「ん!約束だよ?」
神谷「はいはい。」
この日は、寂しいらしくって
今日は、お泊まりさせましま
した。今日だけ僕の猫さんです。
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