番外編.太宰さん誕生祭 ページ5
泡ちゃんと太宰さんが既に付き合っている設定になっております
まだポートマフィアに居ます
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泡視点
今日は...今日は....
太宰さんの誕生日...
私は仕事が立て込みプレゼントを用意できずにいる
prrrrrr
仙「はい、水野で」
『仙!!!!!!!』
仙「ちょ...うるさっ」
『仙どうしよう私太宰さんのプレゼント買えてないよ....!!!!!!』
仙「はぁ...概ねそうだろうと思ったよ、最近戦場にちょこちょこ来てるからそんな気がした」
『ねぇ...どうすればいいのぉ...』泣
仙「うーん、太宰先輩の好きな物って私は知らないんだよね」
『そんな...』
仙「自_じゃない?」
『いやいやそれはプレゼント出来ないじゃない!!』
どうしよう...
どうしよう!!!!!!!
『そういえば...』
仙「ん?心当たりでもある?」
『前、仕事で太宰さんのお手伝いについて行った時、蟹を食べる時にちょっと目を輝かせてたな〜って』
仙「そっか、蟹料理ね...」
作れるかな...
仙「どうせ何を作ろうか困ってるんでしょ、私が教えようか?」
『ほんとに?!ありがとう〜!!愛しの妹よ〜!!!』
仙「キモイ」
私の妹は冷たい
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そしてその夜、
ガチャ
『あっ、帰ってきた...!』
作りたての蟹料理に
ちょっと奮発したお酒
ほんとに喜んでくれるかは分かんないけど、私はこれしか知らない...
太宰さんの彼女なのに、太宰さんの好きな物も知らないなんて...
そんなことを思っていたら後ろから声がした
太「泡〜!ただいま!」
『おかえり!太宰さん!』
太「...泡?もしかしてこれって...蟹?」
『...うん、苦手だったかな?』
太「何故私の好きな食べ物を知っているんだい?!」
『前仕事で蟹料理を食べた時にちょっと嬉しそうだった気がして...』
太「あぁ好きだよ...!!とても嬉しい!ありがとう泡!でも何より、それを泡が作ってくれたと言うことが私は嬉しいよ」
すごく嬉しい、そして何より嬉しそうな太宰さんの顔を見ると私も幸せになった
そうして2人でご飯を食べた、我ながら美味しかった
『ねぇ太宰さん』
太「ん?どうしたんだい泡」
『お誕生日おめでとう!!』
太「!!」
凄く笑顔になったと思えば目の前が真っ暗になった
太宰の大きな体に私の体は包み込まれてしまった
『えっちょっ...!』
太「ありがとう泡!嬉しいよ!」
太「愛してる、これからもずっと私の傍に居ておくれ」
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作者名:KAZE | 作成日時:2022年6月18日 12時