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番外編.太宰さん誕生祭 ページ5

泡ちゃんと太宰さんが既に付き合っている設定になっております
まだポートマフィアに居ます

_________________________
泡視点


今日は...今日は....


太宰さんの誕生日...

私は仕事が立て込みプレゼントを用意できずにいる


prrrrrr

仙「はい、水野で」
『仙!!!!!!!』

仙「ちょ...うるさっ」

『仙どうしよう私太宰さんのプレゼント買えてないよ....!!!!!!』

仙「はぁ...概ねそうだろうと思ったよ、最近戦場にちょこちょこ来てるからそんな気がした」

『ねぇ...どうすればいいのぉ...』泣

仙「うーん、太宰先輩の好きな物って私は知らないんだよね」

『そんな...』


仙「自_じゃない?」

『いやいやそれはプレゼント出来ないじゃない!!』

どうしよう...


どうしよう!!!!!!!

『そういえば...』

仙「ん?心当たりでもある?」

『前、仕事で太宰さんのお手伝いについて行った時、蟹を食べる時にちょっと目を輝かせてたな〜って』


仙「そっか、蟹料理ね...」



作れるかな...


仙「どうせ何を作ろうか困ってるんでしょ、私が教えようか?」


『ほんとに?!ありがとう〜!!愛しの妹よ〜!!!』

仙「キモイ」



私の妹は冷たい


_____________________

そしてその夜、


ガチャ


『あっ、帰ってきた...!』

作りたての蟹料理に
ちょっと奮発したお酒

ほんとに喜んでくれるかは分かんないけど、私はこれしか知らない...


太宰さんの彼女なのに、太宰さんの好きな物も知らないなんて...

そんなことを思っていたら後ろから声がした

太「泡〜!ただいま!」

『おかえり!太宰さん!』


太「...泡?もしかしてこれって...蟹?」


『...うん、苦手だったかな?』

太「何故私の好きな食べ物を知っているんだい?!」

『前仕事で蟹料理を食べた時にちょっと嬉しそうだった気がして...』

太「あぁ好きだよ...!!とても嬉しい!ありがとう泡!でも何より、それを泡が作ってくれたと言うことが私は嬉しいよ」


すごく嬉しい、そして何より嬉しそうな太宰さんの顔を見ると私も幸せになった

そうして2人でご飯を食べた、我ながら美味しかった


『ねぇ太宰さん』


太「ん?どうしたんだい泡」

『お誕生日おめでとう!!』

太「!!」

凄く笑顔になったと思えば目の前が真っ暗になった

太宰の大きな体に私の体は包み込まれてしまった


『えっちょっ...!』

太「ありがとう泡!嬉しいよ!」


太「愛してる、これからもずっと私の傍に居ておくれ」

よんわ→←サンワ



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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 太宰治 , 中原中也   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:KAZE | 作成日時:2022年6月18日 12時

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