【神威】幼馴染の独占欲。

なんやかんや ページ9

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『さり気にゴリラ呼ばわりされましたけど私』



「ほぼほぼゴリラでさァ」



『何なのこの人、初対面なのに失礼すぎだろ』





ろくでもない野郎だ。
一見爽やかなイケメンに見えるけど
完全に私を舐め腐ってる目をしている。完全に！！


心の中で呪いの呪文を唱えつつ(？)
ムッ、とソイツを睨んでやると




私を見つめてニヤリと不敵に笑った。





「フン、久しぶりに面白ェメスガキ見つけちまったなァ」


『誰がメスガキだ税金泥棒』


「こちとらお江戸の平和を守る正義の味方でィ」


『正義の味方にそんな腐れ外道いないわ！！』






確実に正義なら私の方が背負ってる。

地球をえいりあんから守りに来たからね。

やっちゃうからね、ハンターしちゃうからねえいりあん






するとガチャ、とドアノブが捻られ
入ってきたのは先程の局長とやら。


ガッハッハ、と腕を組み愉快に笑い
私を見据えた





「そんな若ぇのにえいりあんはんたーとは大した人生送ってきたんだなァ。松平公からの司令だ、暫くウチに泊めてやろう」


『マジですか！！！』







ありがとうございます！と頭を下げると

抵抗する気も朽ちたのか
はァ、と溜息を吐き頭を掻く副長サン






「コイツは暫く俺が世話見まさァ
順従な雌豚にしてやる」


『すみません、
コイツとだけは部屋離して下さい』

最悪→←ちんかす

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