【神威】誰か私をシスコン兄貴から助けてください

118訓 ページ24

「っぎゃっァァッァァァ！！！！」









真夜中の2時




皆が寝静まった頃に聞こえた神楽の叫び声









耳に甲高い声が響き、
目が覚めた









なんだなんだと体を起こすと
神楽が大袈裟に泣きながら私の部屋にタックル









「姉ちゃんヘルスミィィー！！！
私の部屋にGがァッァァ！！！」









風の如く
息が出来ない程の強さで私を抱きしめ
おいおいと泣いている









…一瞬意識遠のいた。









すると私の部屋のドアが開き、
そこには目を擦って機嫌の悪そうな顔をする神威









「…神楽うっさい


…………って、え、何で泣いてんの」









「私の部屋にGが…ウァッァァッァ…」









なんともいえない泣き方をする神楽に
呆れ顔を見せる









「…………殺せばいいじゃん」







「あ"！？殺れるもんなら殺ってみろヨ！」





「…いや、俺それだけは勘弁」

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