かまって、とーしろう！【銀魂】

かまってちゃん* 36 ページ37

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A「 今日の夕焼けは一段と綺麗だね … 」



夕焼けが差し掛かる墓石に両手を合わせて。

お供え物を何も持ってこなかった事に後悔する。

でも、" ミツバ " のお墓は枯れた仏花なんて
見たことないくらいいつも綺麗。

まるで、この人自身のように …



A「 あの人達しょっちゅう来てるんじゃない？

まったく、暇人だよね〜(笑)」



どっかのサド野郎とか、マヨラーとか、さ。



A「 …… 気づいてるよ 」



さっきから、私の後をつけて来てたんだね。



A「 蘭ちゃん、 」


蘭「 気づいてたんですね、流石です 」



薄暗い茂みから出てきた小柄な女の子。

気づけば辺りはもう暗くて、肌寒い風が吹いている。



A「 単刀直入に言うけど、蘭ちゃん。

あなたが隊士襲撃事件の犯人、よね？ 」



蘭「 な、何言ってるんですか！？ 私はなにもっ …

第一証拠が無いですよ！！ 」



じゃあなんで私の後をつけて来た？

全てを知った私をこれからどうするつもりなの？

矛盾してる事だらけ。



A「 それが無いから困るんだよね〜。

でも私が推理した蘭ちゃんの動機、聞いてくれる？ 」


蘭「 はぁ …… ？ 」



まず始めに。



A「 蘭ちゃんは、とーしろうの事が好きだよね？ 」


蘭「 そ、それはっ … ！！ 」


A「 うん、別に言わなくていいよ。

もし仮にそうなら、私が邪魔になる。
私が幸せになるのが許せない。
簡単に言えばこうじゃない？ 」



ねえ、そうでしょ？

私から、とーしろうを離したいんでしょ？



蘭「 な、なんで … Aさんと私は友達じゃないですか … 」


A「 私もそうだと信じたいよ？

でもね、第一蘭ちゃんにはアリバイが無い。
最近真選組にも梓のお店にも行っていない。
それに女中の貴方なら、真選組の事も詳しいはず … 」


蘭「 なっ …… 門番の時間なんて、私知りませんよ！」




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なんかサスペンスっぽくなってますが、
もう少しAちゃんのコナンくん的推理を
お楽しみ下さい！！(笑)

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