かまってちゃん* 26 ページ27
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とーしろーがいなかった ………
A「 なんでだろう … 」
あれから頭の中はとーしろうだらけで。
気付けば銀ちゃんが、今日の営業は終了〜!
とか嬉しそうな顔してお店を閉めていた。
だから今は花火がよく見える隠れスポットの
丘に来ている。
しかも花火まであと30分なのに、
この場には私一人しかいない。
A「 あぁ〜 …… 」
とりあえず疲れた。
ってか私よく頑張ったよね。
2時間弱で焼きそば売り切ったよ。
しかも500円もするのに。
あぁ … ビールが飲みたい気分 …
「 ほらよ、 」
A「 うひゃっ!?な、なに!? 」
後ろから伸びてきた手には私が望んでいた缶ビール。
キンキンに冷えているそれは、私の頬に当てられて
思わず変な声が出てしまった。
A「 って、銀ちゃんかあ …… 」
銀時「 なに?俺じゃ不満? 」
A「 いや、そんなこと! 」
言いながらも、ビールを渡してくれた銀ちゃん。
フタを開けるとプシュッと気持ちのいい音が聞こえた。
銀時「 こっからだとよく見えそうだな〜 」
A「 でしょ?穴場スポットなんだよ! 」
へ〜、とか言う銀ちゃんは相変わらず興味なさげ …
丘の下を覗き込む銀ちゃんの隣に駆け寄ると、
さっきまで私達がいた屋台の並びが見えた。
A「 あ!しんぱっちーと神楽ちゃん!! 」
余程疲れたのか、ぐったりしている様子。
客引きお疲れ様だね。
A「 銀ちゃん、ビールもう無いの? 」
銀時「 あぁ、二本だけ … あ。俺の飲む? 」
気付けば空になっていたビール。
そして早くも体は2本目を欲しがっている。
A「 うん、飲む! 」
銀ちゃんの飲みさしを貰って、
残りの量を一気に飲み干したら
隣から視線を感じた。
A「 どうかした? 」
銀時「 え、いや、そのさ、
あー …… お前ってそんな酒強かったっけ? 」
A「 まあ普通?かな? 」
銀時「 そ、そうか! 」
再び目線を丘の下に戻すと、
知り合いがチラホラ見えた。
あ、ヅラがいる。
ん??ヅラ???
捕まえなくちゃ!でも今はいっか〜!←
妙ちゃん … の後ろにゴリラもいる。
あれ、あのゴリラどっかで …
あ、とーしろうもいるじゃ〜ん!!
隣には蘭ちゃんもいる〜。
相変わらず可愛いな〜蘭ちゃん!
ん??????????
んんん!?!?!?!?
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サングラス - 更新待ってまーす!!頑張ってください! (2016年9月30日 16時) (レス) id: d1c26ece08 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 更新ありがとうございます!楽しみに待っています! (2016年9月25日 15時) (レス) id: 724671e904 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 更新楽しみにしています\(^o^)/ (2016年9月20日 23時) (レス) id: 724671e904 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 続きが気になります!楽しみにしてます! (2016年8月4日 23時) (レス) id: 724671e904 (このIDを非表示/違反報告)
カノン - めっちゃ面白い!更新頑張ってください! (2016年6月5日 23時) (レス) id: 6bbd9f1b73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:欅 たら子。 | 作成日時:2016年3月25日 1時