かまって、とーしろう！【銀魂】

かまってちゃん* 25 ページ26

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A「 いらっしゃいませー 」


銀時「 おら、A！もっと元気出せや！！ 」


A「 イラッシャイマセー！！！！！ 」




折角の花火大会なのになんでこんな事 ………

まぁ実際花火が始まるのは２時間後だけど。

隣にいる銀ちゃんは焼きそば焼くのに必死だし、

神楽ちゃんとしんぱっちーは他所で客引き中だし …

本当はとーしろーと一緒に居るはずだったのに！！




『 姉ちゃん！焼きそば一ついくら？？ 』


A「 ５００円で〜す 」


『 えぇ！？５００円！？！？ 』




そうだよ！！ぼったくりだよ！
買わないほうがいいよオジサン！！←

でも今日の売り上げ次第で私の日給が左右されちゃう。

あと、隣から銀ちゃんの物凄い視線を感じる …




A「 その代わり味は保証しますよ〜♡ 」




胸を寄せてウインクすると、
おじさんの顔がみるみるうちに赤く染まった。

ええい！！もうどうにでもなれ！！！




『 お姉ちゃん別嬪さんだなぁ！買うよ！！一つ頂戴！ 』


A「 やったぁ！でも、一つですか … ？ 」




上目遣いでおねだり。

もう警察とか関係ない！ヤケクソだ！！←




『 う〜ん！じゃあ３つ買っちゃおう！！３つ！ 』


A「 毎度あり〜♡ 」




このおじさんを機にお客さんが次々とやって来て、

気づけば万事屋屋台の前には長蛇の列ができていた。




『 お姉さん、焼きそば５つ！！ 』


A「 は〜い！ありがとうございま〜す♡ 」




来る人みんなの視線が完全にわたしの胸元だけど

もうそんなの気にしてる場合じゃない。

今は目の前にある焼きそば(500)を売り続けるしか無い。




『 焼きそば２つくださーい！ 』


A「 は〜い！かしこまりま …… ！？！？ 」




人だかりの先にいる黒い集団。


うわ、やっぱ此処にも来るよね〜 ……

ていうか将軍目立ちすぎだから …

見つからないように存在を隠しながらも、
ちらちらと近藤さんや総悟の様子を伺う。


って、あれ？？？？？

とーしろうは！？！？！？！？




『 おーい、お姉さーん？？ 』




えっ！？なんでいないの！？！？

とーしろうだけ別行動！？

なわけないよね！？！？

あっ、煙草とか！？そうだ、それだ！！！うんうん！




A「 あっ、焼きそば２つですね〜 毎度あり♡ 」




いや、待てよ。

とーしろーっていつも普通に煙草吸ってるやん。←

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