かまって、とーしろう！【銀魂】

かまってちゃん* 17 ページ18

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A「 … 」


土方「 … 」




みなさん、とりあえず今の状況を説明しますね。

私は前回と引き続き、服を捲って膝立ちなう。

そして私の目の前であぐらをかきながら、

真剣に包帯を巻いていくとーしろう。

気まずいったらありゃしない。


そして、ひとつ言わせて下さい。

とーしろうなんか喋ってよぉ！！！！！！！！←




A「 あの、えっと … 」




なにこの羞恥プレイ！！！！！

なんて日だ！！！！！！←




土方「 お前 … よく見たら傷だらけだな 」




思わずギクッとする。

体の傷は、今までの戦の証だけど私だって女だ。

こんな体、とーしろーに見られたくなかった。


だから嫌だったのに …！！




A「 うん、そうだよ、
だから別に怪我しても生きてる限りは気にしないし 」




痛みなんてとっくに慣れてる。

体に残っていく傷だって、もう見慣れた。




A「 今回の件だって、とーしろうの指示を
勝手な判断で無視した私のせいだし …
とにかく自分を責めるな、とーしろー！ 」




実はさっき、病院から帰ってくる車中で

総悟にこっそり聞いたんだけど

とーしろーは、あの時もっと早くに指示を出していれば
こんな事にはならなかった。

だから、こうして包帯を変えてくれたりするのは

彼なりの反省の意味なのかもしれない。


でもどう考えても、全部悪いのはこの私。

だから、もうとーしろーには何も気にしないで欲しい。




A「 ね、私はこの通り大丈夫だから！ 」




ぐっじょぶ！

とーしろうに向かってそうやると、彼は一瞬驚いた。

そして、




土方「 お前はもう少し自分の体を大事にしろ 」


A「 いだいっ！！！ 」




私の頭に手刀が降りてきた。

… 怪我より痛いんですけどー！！


でもなんか、今日のとーしろう優しいよね！！




A「 さては、私に惚れたか … 」


土方「 ねーよ 」


A「 痛っ！？さっきから手加減無しじゃん！！ 」




デコピンをした後とーしろうは部屋を出て行った。

その後ろ姿をぼーっと見つめながら改めて、

色々ありがとね、ほんと。

感謝感激副長様！！！！




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