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｢...んむぅ｣
｢おはようお姫様。今は2018年3月5日だよ｣
目の前にいる目を隠した男
その人が言ったことを繰り返す
｢...3月5日...私が永遠の眠りに入った日...｣
｢...今は"1657年"じゃないの？｣
彼女の服装は絹で作られた綺麗な着物を着ている
とても、今の時代の格好ではない
ここはとある寺の地下
祭壇の上にいる彼女はどこかの姫様のようだった
"明暦の大火"
それは江戸時代、1657年3月2日から5日まで続いたと言われた大火災だ
大火災の原因は呪霊だった
呪いの時代"呪いの王"両面宿儺が降ろした特級呪霊
それを祓ったのが彼女だった
｢なんで私は目覚めたの？貴方は誰？｣
｢時間だ、宿儺の封印が解けそうなんだ｣
｢ん？僕？僕は五条悟。気軽に呼んでよね｣
｢ごじょう...ごじょ...五条家か！｣
｢滅んでいなかったんだ、よかったね｣
｢そりゃどーも｣
刹那、世界が歪む
さっきまで祭壇の上にいた彼女は五条悟の後ろにいた
いつの間に移動したのだろう、それが分かるのは彼女だけだ
｢驚かせないでよね｣
｢ごめんなさい、まだ制御出来てないみたい｣
｢はいまずこれ着て、顔隠した方がいいよ｣
｢その眼は危険すぎる｣
渡されたのは大きなフードが着いた真っ黒い制服
ポンチョにフードが着いている
呪術高専の制服だった
｢...これは面白い布だね庶民の服じゃないみたい｣
｢......これ...どうやって着るの？｣
｢...1人でお着替えできないみたいだね昔のお姫様は｣
｢何百年過ぎていたと思っているんだい？悟｣
｢うげ、硝子｣
｢うげとはなんだ？｣と軽くチョップを入れる家入
彼女から服を受け取ると｢着させてあげる｣と彼女の前に膝を立てる
着終わると家入は念入りにフードを深く被らせた
｢このフードは貴女を守り、皆を守るものだちゃんと被ってるんだよ｣
｢うん、わかった｣
｢いい子だ｣
｢そうだ、君、自分の名前覚えてるよね？｣
｢う、うん｣
｢ここに眠らせといて言うことではないんだけど｣
｢僕達君の名前知らないんだ｣
｢教えてくれる？｣
｢私の名前は...｣
｢
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華菜(プロフ) - 桃色の金魚さん» 嬉しいです！(モチベアップ) (2021年5月28日 18時) (
レス) id: 5b260f98c6 (このIDを非表示/違反報告)
桃色の金魚 - 面白いですっ！！！！！更新待ってます！！(*^^*) (2021年5月23日 22時) (レス) id: 0a385f256a (このIDを非表示/違反報告)
華菜(プロフ) - 三隣亡さん» ありがとうございます！！ (2021年3月31日 7時) (レス) id: d023fbeb26 (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - とても面白いです！！これからも頑張ってください！続きを楽しみにしてます！ (2021年3月29日 18時) (レス) id: 9280cade43 (このIDを非表示/違反報告)
へまとふぃりあ - パーカーの素材がとても気になります。 (2020年11月25日 20時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華菜 | 作成日時：2020年11月17日 16時
