2話 新顔 ページ4
ああぁ…
なんだか憂鬱な気持ちになるような空を見上げている。
思わずため息が漏れてしまった。
別に今の状況に不満があるとかではなく、ただ単に目が回ってしまっただけだろう。
インカム放送が入る。
至急、幹部と幹部補佐は総統室に集まるように。
私も元敵とはいえ、幹部補佐という立場になっているので行かねばなるまい。
自分に喝を入れて総統室に向かう。
10分もしないうちに全員が集まった。
全員が集まるほどのことなんて、よほど何かがあったのだろうか。
そう思っていると、トントン様が話し始める。
tn「みんなに集まってもらったのはな、新しい幹部補佐を紹介するためや。
シロン・ソーマ。オスマンの下についてもらう。ほな、みんなに挨拶をしてな。」
sm「オスマン様の補佐になったシロン・ソーマで〜す!よろしくお願いしま〜す!」
明るい雰囲気の女の子が幹部補佐になるのか。
整った顔立ちをしていてとても華奢だ。
tn「ん、まあ後は城の案内を誰かに頼みたいんやけど、同じ女の子やから、Aさんお願いしてええかな?」
トントン様に突然話を振られて驚く。
まあ、案内くらいなら構わないけど。
ソーマさんか。
なんか聞いたことがある気もするが、おそらく気のせいだろう。
余計なことに考えを巡らせている暇でもない。
幹部に指名されたので、しっかりやらねばな。
私は、ソーマさんの下に堂々と歩いて行った。
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莉詩奈(プロフ) - 紙絵師mariceさん» いや!全然大丈夫です!改めて更新頑張ってください!! (2022年7月22日 20時) (レス) id: 40cb652138 (このIDを非表示/違反報告)
紙絵師marice(プロフ) - あっ、こちらこそ、すみません!編集メモに書いてあったのに…本当にごめんなさい! (2022年7月22日 20時) (レス) id: 10321ddc6b (このIDを非表示/違反報告)
莉詩奈(プロフ) - あっなんかすいません、、()あれですアイディア提供した者です(?)困惑させてしまいすいません (2022年7月22日 9時) (レス) id: 40cb652138 (このIDを非表示/違反報告)
紙絵師marice(プロフ) - ごめんなさい、僕の記憶力の問題かもしれませんが、どこかでお話ししましたっけ?忘れていただけだったらすみません…でも、応援ありがとうございます! (2022年7月21日 22時) (レス) id: 10321ddc6b (このIDを非表示/違反報告)
莉詩奈(プロフ) - おぉ!やっと発見した!!えと、更新頑張ってください!!どうなるか楽しみにしてます!! (2022年7月21日 22時) (レス) @page4 id: 40cb652138 (このIDを非表示/違反報告)
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