【リボーン・成り代わり】大空を舞う風part6 黒曜編 (ページ8)

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標的78 一人の子供ページ8

Noside

犬「それを…
おめーらに壊されてたまっかよ!!」

主「…」

ボウッ

リボ「!? ツナ？」

麗羅は風の炎で骸の意識を『上昇』した

骸「う…」

主「…居場所が無くなる恐怖があるなら…大事なモノが傷つく恐怖を知ってるなら…

誰かの大事なモノを壊そうとするなよ…

学校の生徒達は…お前達に襲われた奴等は…ただ偶然…オレと同じ学校だっただけだ…

それだけで襲われて…怪我をして…そんなの…お前達が偶然人体実験をされる側にいたことと変わらないじゃねえか…」

「「「!!」」」

麗羅の琥珀色の瞳は

哀れみではない

深い悲しみを宿していた

主「苦しみを知ってるなら…その苦しみを広めないでくれ…

苦しいを思いをする者を増やさないでくれ…

もう…悲しい犠牲者を出さないでくれ!!」

彼女の姿は

ボンゴレファミリーという巨大マフィアの10代目ボス候補とも

スレツナと呼ばれる沢田綱吉という者ともかけ離れた

一人の泣きそうな子供のようだった

「「「…」」」

リボ(こいつがここまで感情を出すとはな…

やっぱり麗羅こそボンゴレ10代目に相応しいな☆)

…

骸達は復讐者に連れていかれ

医療班が到着した時

麗羅は安心したのか

気を失った

いつの間にかリボーンがカツラを被せていたが…