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｢あのさ｣
｢はいはい。｣
｢考えてくれた？｣
｢何にも｣
朝から学校でなんの話をしてるのかって？
あのね、実はバレー大会の帰り道に二口に｢大学同じとこ行って、落ち着いたら結婚しよう｣って言われましてね。
すっごい先のことだと思うよ、私は。でも素直に嬉しかった。
｢……堅治｣
｢なーに、伊月｣
｢二口……｣
｢なーに｣
二口は名前で呼んでほしいとかないのかな。
｢堅治…｣
｢なんだよ、お前さっきから人の名前連呼してさ｣
｢考えてやってんの!｣
｢おー、そうですか。｣
よし、私なりの返事の仕方を考えよう。
もし結婚するなら私も二口になるわけだ……そうなるとこの先、二口呼びは封印しなきゃいけないよね。
｢明日、何かある？｣
｢ないよ｣
｢じゃ、またイルミネーション見に行かね？｣
｢いいけど……｣
｢よし。じゃあ結婚の話、明日の点灯式までな!｣
明日から冬休み。イルミネーション、いいね。
｢分かった｣
｢いい返事に期待しとく。｣
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天空(プロフ) - 朱奈＊2さん» ありがとうございます!まさか続編を望んでくださる方がいらっしゃるとは……!嬉しいです。只今から続編の作成にかかりますので出来ましたら、本小説でお知らせします! (2017年12月20日 19時) (
レス) id: 3905a25e6e (このIDを非表示/違反報告)
朱奈＊2(プロフ) - 是非！！続編書いてほしいです！！ (2017年12月20日 16時) (レス) id: e04659414e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天空 | 作成日時：2017年12月10日 9時
