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｢一本!!｣
｢ストップ!｣
部活中。
もうすぐ大会があるため、今は選手決めの大事な試合の最中。
｢おっ、やってるやってる｣
｢二口さん!こんにちは!!｣
｢ちょ、二口!今日は大事な試合の日だから来るなって言ったじゃん!｣
｢だって暇なんだもーん｣
今日はバレー部、体育館に後半入るということで前半は自主トレ。自主トレは基本的に何してもいいから、サボって他部活に遊びに行く人が多いらしい。
｢てかさ、その一本とかストップって何。｣
｢一本はサーブ側が言うやつでストップはレシーブ側が言うやつ!ダブルスの基本!!この前も言った!!｣
他校と戦う時は言わないところも割とあるけどね。
｢そうだっけ？まあ、試合続けてくれよな。｣
｢言われなくても!彩美、一本!!｣
｢ストップ!!｣
高く遠くに飛ぶサーブ。それをスマッシュで打ち返してくる後輩。
｢うぐぅ…!｣
｢彩美ナイス!｣
私はスマッシュを取るのが苦手だ。だから彩美にカバーしてもらっている。
｢伊月、前!!｣
ネットギリギリでコートに落ちてくるシャトルを限界まで足を伸ばし飛ぶようにして拾いに行く。
｢っ…｣
｢伊月!…ナイスカバー｣
体制を崩して膝と床が剃りあってキュッという音が響く。
まぁ、あういう遠くの球を拾う時によく転けてなるから慣れてる。特に私はよく転ける。
｢うはっ、やっぱ強いね。さすが主将｣
｢二口……絶対、大会出るからそん時は応援来てね!私だって行ってるんだから｣
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天空(プロフ) - 朱奈＊2さん» ありがとうございます!まさか続編を望んでくださる方がいらっしゃるとは……!嬉しいです。只今から続編の作成にかかりますので出来ましたら、本小説でお知らせします! (2017年12月20日 19時) (
レス) id: 3905a25e6e (このIDを非表示/違反報告)
朱奈＊2(プロフ) - 是非！！続編書いてほしいです！！ (2017年12月20日 16時) (レス) id: e04659414e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天空 | 作成日時：2017年12月10日 9時
