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「__となります。では実際に解いてみようか、教科書の練習問題から解いていこう。」



今日最後の授業の数学。数学は得意じゃないし、好きでもない。



「少し時間がたったら黒板に書いてもらうからなー。しっかり解くように!」



二口何してるかなぁ。私はね、外見てる。



「……今日、二口休みなのか。どうりで静かだと思ったよ、宮下」


「あ、はい」



宮下……私の苗字。二口と違ってかっこよくない。



とは言ったものの、宮下伊月が一番馴染む。



「お前問題解いてるかー。二口がいないからって、問題を解かなくていいなんてことないぞー」



「分かってますよ…」



全然話聞いてなかったけど。まあ、先生。いつもの事じゃないですか



「宮下、お前なぁ……」



今日、部活休もーっと。



二口の家、行っちゃえ。



「宮下……まぁ、いい。とりあえず練習問題解いてもらうぞ!誰か書きたいやついるか?」



「先生!!俺!」



「はいはい!」



クラスの頭いいくせして、全然優等生じゃない男子2名がありとあらゆる問題を解きたがる。この辺はいつも通りだ。



なのに、いつも通りじゃないことは二口がいないこと。



「じゃあ二人は決定な。あとはー…宮下!お前にしよう。集中出来てないようだからな」



「……」



「おい宮下、問題はやったのか?」



「……」



「宮下!聞いているのか!」



「…っ、う……」



「宮下!?」



「先生が伊月のこと泣かしたぞー!」



「やっべぇ!先生、二口にやられる!!」



「伊月!?なんで泣いてんのっ」



「ふっ、ふたく、ふたくち……っ」



「伊月……二口に連絡入れといてやる…」



「高伸ナイス!伊月ー、二口くんに会いたいのね?よしよし」



「宮下、すまん……まさか泣くとはなぁ」



「先生、二口が来たらぶっ潰されると思うから気をつけた方がいいぜ」

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設定タグ:二口堅治 , ハイキュー , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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天空(プロフ) - 朱奈*2さん» ありがとうございます!まさか続編を望んでくださる方がいらっしゃるとは……!嬉しいです。只今から続編の作成にかかりますので出来ましたら、本小説でお知らせします! (2017年12月20日 19時) (レス) id: 3905a25e6e (このIDを非表示/違反報告)
朱奈*2(プロフ) - 是非!!続編書いてほしいです!! (2017年12月20日 16時) (レス) id: e04659414e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天空 | 作成日時:2017年12月10日 9時

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