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「うう……」
今日も寒いなぁ。
そう思うけどリュックの中に眠っているマフラーと手袋は出す気にならない。
「面倒だからいいや。」
ちょうど電車来たし、車内はあったかいからマフラーとかなくてもいける。
[ドアが閉まります。ご注意ください。]
学校帰り。仙台の街中の方では先日からイルミネーションがやってる。帰っても暇だし、ちょっとうろついていくつもりで電車に乗った。
どこか空いてる席ないかなー……向こうの車両の方が空いてそう。
[次は＿＿お出口は左側です。]
「あ」
降りる人が何人か立ち上がって席が空いた。学生がまとまって座ってたから結構空いてる…
「なんだよ、こっちの車両空いてんじゃん」
隣の車両からこっちに繋がる扉を潜ってきた人影が呟いた。
「え、二口？」
「あれ、伊月じゃん……」
同じクラスの二口堅治。周りは私が一番仲のいい男子は二口だと思うほど仲はいい。
「ん、お前イルミネーション見に行くの」
「まあそんなところ。街中行ってちょっと買い物したくて、ついでに観光していこうかと」
「へぇ。俺もいっていい？」
「えー…しょうがないなぁ」
二口とは四六時中スマホのメールアプリで連絡とってるからたまたま電車で会った今、私がイルミネーション行くことを彼が知っていても何も疑問じゃないのだ。
[次は仙台です。]
「もうすぐつくから立とうぜ。」
「うん」
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天空(プロフ) - 朱奈＊2さん» ありがとうございます!まさか続編を望んでくださる方がいらっしゃるとは……!嬉しいです。只今から続編の作成にかかりますので出来ましたら、本小説でお知らせします! (2017年12月20日 19時) (
レス) id: 3905a25e6e (このIDを非表示/違反報告)
朱奈＊2(プロフ) - 是非！！続編書いてほしいです！！ (2017年12月20日 16時) (レス) id: e04659414e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天空 | 作成日時：2017年12月10日 9時
