33話 伏黒side ページ42
伏黒side
なんか口走ってとんでもないことを言った気がする…
五「ふふ、プロポーズみたいだね、恵」
伏「………あ」
『えっ』
五「なーんてね!ていうか凌来にオッケー貰っても
僕からオッケー取らないとダメだから」
伏「は?」
凌「『え?』」
五「だって未来と凌来の両親いないから、
一応血縁な五条で引き取って養子になったの
だから当主である僕が2人の父親!!
まだ朝日奈で通してるけど戸籍は五条だしね!
というわけで結婚は父親の僕を通してからに
してくださーい!」
伏「……そうなのか凌来?」
凌「えっ、そうなの姉さん?……」
『え、初耳なんだけど……』
五「だって今言ったからね!」
その場の空気が一瞬にして滞る
『ち、ちなみにいつから……』
五「んー、9年前!」
嘘だろこの男………
五「まあ、君達のお父さんに頼まれてたからね」
『お父さんが……』
凌「父さん…………え、待って」
五「どした?」
凌「だから俺 “五条凌来さん” って呼ばれるの?」
五「え今更?」
『え、じゃあいつも私の報告書の担当者名の記入
悟くんがやるのも……?』
五「うん、僕が五条未来って書いてるよ」
凌「『何でそんな大事な事早く言わなかったの!』」
その後2人に小一時間怒られた五条先生は首に「反省中」と書かれた札をぶら下げて病室を追い出された
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ーーーーー
ーー
凌「なんかごめんな、恵
折角お見舞い来てくれたのに悟にぃのせいで
家庭内の話ばっかりしちゃって……」
伏「凌来の元気そうな顔見れたしあの人の奇行には
慣れてるから大丈夫だ」
ていうか身内の前でもああいう奇行を繰り広げていると知ってしまったのでもう何をされても驚かなくなったと思う
『あ、恵夜間任務何時からだっけ!』
伏「20時から4時間ですけど…」
『ならもうそろそろ行かなきゃ!
今18時だし、私も夜間あるから…』
伏「そうですね、今日誰とですか?」
『真希!遅刻すると超怒られちゃうから
早く行かないと……;;
凌来、また今度来るね!』
凌「うん、2人共頑張って!」
『うん、またね〜!』
凌「あ、恵」
伏「どうした?」
凌「姉さんのこと泣かせたら許さねぇからな」
伏「……ッ!」
凌「じゃあな、大切にしてやれよ」
伏「勿論だ」
一瞬だったけど、凌来から凄い圧を感じた
余程未来さんのことが大切なんだなと改めて感じた
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#sαnα.* - 金曜更新ありがたい…神様仏様作者様…( (2021年4月3日 14時) (レス) id: 2fb01f51d0 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - この小説本当に大好きです!これからも無理せず頑張って下さい! (2021年3月18日 12時) (レス) id: 925a8e7ea5 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - みなさんほんとーに強く生きましょう。もう色々ありすぎて涙出てくるけど!情緒がぐっちゃぐちゃやけど、頑張って生きます。 (2021年2月20日 2時) (レス) id: 8a4398d614 (このIDを非表示/違反報告)
神桜佳音(プロフ) - 強く…生きましょうね…(死んだ魚の目)私は、もう本当にSAN値が瀕死でございます… (2021年2月18日 23時) (レス) id: 5feffc258d (このIDを非表示/違反報告)
かれん - 京都校交流会って書く予定ですか?? (2021年1月30日 23時) (レス) id: c0b1bb9768 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜咲 | 作成日時:2020年11月22日 2時