3話 ページ4
Aside
私はA A。社会人歴1年の新米だ。
ぶっちゃけ、上京してきたばかりであまり都会に慣れてない。
今日も会社に向かっていると、裏路地に入っていった猫が見えた。
A「……綺麗」
裏路地に入っていった猫は、白くて毛並みのいい上品そうな猫。
A「…っていうかあの猫、多分飼い猫よね？警察に届けないと…」
猫を追いかけて裏路地に入った。
A「うわぁ、ドラマみたいな裏路地だ」
入った裏路地は朝だというのに少し薄暗くて、ドラマのセットでありそうな感じ。
…くそう、これが都会か。
私が住んでいた田舎には裏路地どころか田んぼばっかりだったよ←
A「そこの猫ちゃん、大丈夫？」
何話しかけてんだ。猫が言葉分かるわけねぇだろ何してんだ私。
猫「……ｯ!!!」
A「え、威嚇された…(汗)」
白くて毛並みのいい上品そうな猫は、私の方へ振り向いた瞬間、威嚇するように毛を逆立てて身構えていた。
まじか。話しかけただけで威嚇とか、私どんだけ猫に嫌われる体質なんだよ。
A「…とりあえず、警察に届けないと…」
猫「ｶﾞﾌﾞｯ!!!」
A「痛ぁ！」
猫を抱っこした瞬間、猫に指を噛まれてしまった。
私が痛がっていると、何故か猫は『しまった…』とでも言ったかのように、私の腕の中で丸まってしまった。
A「…ﾌﾌｯこの子、人間みたい(笑)」
丸まってしまった猫を抱き抱えて、警察に向かった。
〜警察にて〜
警察1「うーん、保護は難しいですねぇ」
A「え、なんでですか？」
警察1「首輪がされてないし、そもそも家庭猫と断定するのが難しいんですよ」
ま、まじかァ…どうしよう(汗)
警察1「1ヶ月ほど迷い猫の呼びかけをこちらでするので、その間Aさんが保護するなら、飼い主を探すことが出来るかも知れません」
A「な、なるほど…」
私が保護するのかぁ…うちのマンションってペットOKだったっけ？
A「……マンションの管理人さんに聞き次第、保護します」
警察「分かりました、ではこちらで呼びかけをしておくので、飼い主が見つかり次第連絡しますね」
A「よろしくお願いします」
仕事に行く前に、この子を1回家に連れて帰らないと…。
いや、それだと間に合わないな……(-ω-;)ｳｰﾝ
そうだ！こうなったら…！
A「仕事、休もう！」
私は携帯を取り出し、会社に電話をした。
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はる - 早く続きが見たいなぁ…無理しないて度でね？ (2020年6月21日 23時) (
レス) id: 86566bce55 (このIDを非表示/違反報告)
腐林檎(プロフ) - 毒素推しの僕さん» いいんですか！？とても嬉しいです!!!ぜひお願いします！ (2020年2月27日 16時) (レス) id: 144fcaad9e (このIDを非表示/違反報告)
毒素推しの僕(プロフ) - 表紙のお話なんですが、猫がちょこんと座ってるだけのイラストとか簡単なもので良ければお描き致しましょうか……？|´-`)ﾁﾗｯ陰ながらいつも応援させていただいておりますゆえ、なにか協力できないかと思いまして…… (2020年2月26日 19時) (レス) id: 36958056a1 (このIDを非表示/違反報告)
腐林檎(プロフ) - 如月 ラムネさん» あ、ありがとうございます！そんなに喜んでいただけて嬉しいです！近いうちに更新しますので、少々お待ちください！ (2019年8月7日 14時) (レス) id: 144fcaad9e (このIDを非表示/違反報告)
如月 ラムネ - やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい！！！！！！！いや、まって？！腐林檎さん、神ですか？！神ですよね知ってます← 大好きな猫とショッピ君って……なんかもう……ね？←伝われ (2019年8月7日 13時) (レス) id: 45875a7f6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：腐林檎 | 作成日時：2019年4月5日 14時
