保護者の睡魔１３ ページ26
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目の前で骸とボンゴレが戦っているが、
その戦いに全くもって興味がない琥珀は
ヨーグルトを食べながら傍観していた。
二人の話は長ったらしくてあまり聞いてなかったが、
聞こえた単語によると六道が何とか輪廻が何とか。
「…中二病？」
「違います！！」
即答で否定された。
聞いている限り中二病にしか聞こえないのだが、
本人が違うというなら違うのだろうか。
まぁ、中二病か否かに興味はないから別に良い。
「…いきますよ」
琥珀との会話で幾分か気力を削られたらしい骸が
小さく呟くと共に槍のロッドで床を叩くと、
叩かれた場所を中心に黒曜の館内が崩れ始めた。
(…幻覚、か…)
琥珀自身も多少ではあるが幻術を使うため、
この手の脳を惑わせる術には強い方だ。
強い精神力と経験さえあれば術は脅威にはならない。
が、ボンゴレにとってはそうでもないらしく。
「わわっ、うわあぁっ！」
何やら煩く騒いでいた。
琥珀は微かに眉を寄せて顔をしかめる。
ちょっかいの反応で叫ばれるのはいいが、
ただ単に煩いのは嫌いなのだ。
「…煩い。骸、黙らせて…」
「自分でやればいいでしょう」
「めんどい…」
「知りませんよ！」
琥珀と骸がコント(←)をしてる間に
リボーンによって幻術から逃れたボンゴレ。
戦闘中に何を遊んでるんだ、という
無言の訴えをされている気がするが、
琥珀が楽しければそれでいい。
骸の反応は面白いから煩いのも気にならない。
少し機嫌を直した琥珀はクッキーを頬張った。
「全く…何故僕が夜城くんに振り回されてるんですか…
…まぁいいです。次はコレにしましょう」
骸がそう言ったとたん、上から降ってきた黒いもの。
長く、クネクネと這いずり回る黒いもの。
「へ、蛇だ！」
「……可愛い…おいで…」
毒蛇の登場にボンゴレが慌てふためく中、
マイペースに毒蛇と戯れ始める琥珀。
蛇も蛇で何故か琥珀に懐きすり寄っている。
噛みつこうとする様子もない。
それをいいことに琥珀は毒蛇を肩に乗せた。
猛毒を持っていても噛まれなければいいのだ。
叱咤する骸の声など知らない聞こえない←
(…可愛いね、お前達…
でも…噛んじゃだめだよ…)
(…骸、忙しそうだな…ヒマ…
あ…でも、そろそろ…詩乃銀がバカ連れてくるかな…)
(…それにしても、アルコバレーノ…
何で、さっきから僕ばっかり見てるんだろ…鬱陶しい…)
Continue…
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紫亜(プロフ) - 格幻さん» 今回こそできました (2014年12月20日 19時) (
レス) id: c9b8a5d62f (このIDを非表示/違反報告)
紫亜(プロフ) - 格幻さん» リクエストありがとうございます！描き終わりました！！ (2014年12月16日 22時) (レス) id: c9b8a5d62f (このIDを非表示/違反報告)
星屑(プロフ) - 格幻さん» そう言って貰えると嬉しいです＾＾あ、黒猫さんのCOMMUページで話していたので、そちらの方で話し合いましょう＾＾ (2014年12月15日 23時) (レス) id: e1ebefcbbf (このIDを非表示/違反報告)
格幻 - 星屑さん» okです！ネタ提供とかありがたい(( (2014年12月15日 21時) (レス) id: d787b599d2 (このIDを非表示/違反報告)
星屑(プロフ) - 黒猫さん» じゃあ移動しますね＾＾ (2014年12月15日 21時) (レス) id: f6815e87f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：爽やか格闘家と強欲幻術師＆黒猫
| 作者ホームページ：
作成日時：2014年10月5日 13時
