復讐学園高等学校へようこそ。【オリジナル】

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「っ…まだ、生きてたの!?」

「質問に、答えて…。」


ももは歪んだ笑顔をつくった。


「まぁ、これから死ぬ人にだったら教えてもいっかぁ…。」


シャッと音を立ててもものベルトから何かが抜かれた。

出てきたのは細長い鎖。

その先には鉄の塊にとげがついている。


「私ね、Aを殺して成功したらここを出ることができるの…。

その約束を学園長とさっきしたわ…。」


学園長と…？

ももは学園長と手を組んだって言うこと？

どういうことかよくわからない。


「図書室の鍵はその後ろの部屋から…

実はその部屋には隠し扉があるの。」


私の前に金のかぎをつきだすもも。

その瞳は勝利を確信した様な瞳。


「その隠し扉の向こうが私のゴミ箱…」


額に汗を浮かべて不気味な笑いをこぼしながら私に迫りながら説明するもも。

私は頭を殴打されて脳しんとうを起こしたのか立つことすらできない。


目の前の風景が歪んで気持ちが悪い。


「そう、私は隠し扉を偶然見つけたのよ…

この前人殺しをしたときにね!!!!!!!!!!!」









・









・






私は親友に裏切られて死んで行くのね…。







・









ビュオッと鎖ととげのついた鉄の塊が風を切る音。

そしてそれは私の頭を直撃した。

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