復讐物語

復讐 1 ページ15

これはとてもとても狭い世界に書き残す自伝

それでもリスク管理ってものがあってさ
何でもは書ききれる訳じゃない
違法にならない復讐がポリシーだけど
万が一バレてしまったら台無しだ

でもまず一つ
成し遂げたことがあると言っておこう

幸せに生きることでは無い

共通の友人の家族がいた
母親がいた

私はただ部活で先輩たちに教えられた人としてのあり方
先生から言われたマナーについて

ひとつずつ
ちゃんと思ったこと 考えたこと
わかるように はっきり伝えてくれた
だからちゃんと理解した

彼らはみな
ただ自分が真に受けやすいだけだと
理解もしてくれた
根本的にIQが高いのだ

察しろ、察しろ、って
自分の押し付けとかじゃない

自分自身が伝える側にもなった
伝えたうちに入らない連絡や指示で
言った気ややった気になる人間は
迷惑極まりないと知った

大人になることを覚えた
経験を糧に
ただ懸命に生きてるだけだった

友人の親御さんにも勿論同じ対応

でもあいつらは頼んでもないのに
勝手に嘘をついて
勝手に疑われて
勝手に責められた

自分が関与しない場所で
勝手に人を問題として巻き起こす

今の時間の話についていえば
勝手に巻き込んでるのと変わらないのに
何故か被害者面してる

いい歳して情けない
成人間際の人間のやることじゃないよ
呆れたけれど

それはある種の復讐のひとつとして
成り立っていた

この期に及んで
まだ中学生レベルの、
田舎でつまんなくて流行ってただけの
ハブり合い文化を延長しようとするなんて
どんだけ中学生から成長してないんだよ

自分を疑うことすら覚えないなら
何にも出会ってないのと変わらない

自分から時間を止めている
自分を疑わなければ成長できない
資本主義の社会で合理や利益を嫌えば
損しかできない
甘く優しいものは
娯楽でしかないのだ

一種の復讐はもう果たしていた

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