復讐物語

決意、二度目 ページ22

あの子達を私が傷付けた事実があったとして
私をあの子達を傷付けた事実がある

そしてあの子達は私を許そうとしない
どころか、自分が人を傷付けたことは
考慮になんか入れていない

大事な時期に人を傷つけるのは
中2とかにやるのと重みが変わるのに
自覚が無いんだよね、多分

許そうとしないどころか人の今までも
決め付けている

似てるな、と思った

小学1年生にて 離婚した母親にそっくりだ
あの子

不満を抱えて 抱えて ただ黙って
相手が気付いてないかとか お構い無しに
何も 伝えようとせずに 離婚届を書いたらしい

母は「我慢してる」面してる
父は「なんか急に出て行った」と言ってる

お前の都合で子供に迷惑をかけるな
学費の話は不満ならちゃんと言いなよ と
言ったら 言い訳ばかりする
周りからしたら お前にも非があるよと
喉まで出かかってくる言葉
感情論で動いてるのだ
違うな 感情論でしか動こうとしないのだ

メールを無理矢理書かせたら
「私は被害者です」「もう私は限界です」
なんて被害者アピールばかり

今話してるのは貴方に被害者面して欲しいか
とかそんな話ではなく
学費を払って欲しいとだけ書けばいいという
そういう話なのに
過度な被害者アピールほど
うざいものはないと思ったよ

あの子達もよく似ている
もし誰かと恋愛とかしたとしても
そうやって 同じことを繰り返すんだろうな
子供に迷惑過ぎるよ

大学の友達に相談したら
「女は 自分を被害者に仕立てあげたがる」
と、語っていた

その通りだね
ハブった時点で 貴方達だって大概加害者
一方的に被害者面されてるの、意味不明

きっと同じような理由でイライラする大人は
どんどんどんどん増えていくだけだろう

私より賢い人は
こっそりと ゆっくりと 誤りを押し付けていく
イラつく理由しかないのなら
押し付けたり 嫌がらせするしか
自分のために生きてる人にとっては
用がないのだ

そして人は大抵、自分の為に生きている
そんなに相手の視点ばかり構っていられない

構っていられる視点は
ちゃんと伝わるように 伝えてくるような
分かりやすいものだけだ

なんでも察しろ、じゃ伝わらないし
自分の視点を察しろと思っているならば
自分達が良しとしてる視点は
相手をイラつかせているだけの
視点なんじゃないかって
疑うことも必要

自分の感覚 相手に押し付けてるのは
同じなのだから

はっきり言う方が的になりやすいけど
大人になるにつれ 察して、は
逆に不満の矛先になると
気付く必要がある

迷 2→←原因の、更なる原因

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