復讐学園高等学校へようこそ。２【オリジナル】

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「あーあ、楽しい。」

私、学園長は大きな画面、監視カメラの映像を切り替えながら笑う。

カットされたリンゴをつまみながら面白い映像がないかと探る。

「このリンゴ甘いなぁ…。」

最後の一かけらを口に放り込む。

もう一度カメラを切り替えるとそこでは柊さんの手術現場が映し出された。

「柊さん…懐かしいねぇ。」

私は笑いながら柊さんがここに来た時のことを思い出していた。



「この高校に入学させて下さい。」

小柄な体に鈴を転がしたような可愛らしい声。

フランス人形のように整った顔。

そんな恵まれた容姿に誰もが騙されるんだろう。


しかし今はエプロンつきのワンピに血を浴び、

右手に拳銃、左手にナイフ、背中にはウサギのぬいぐるみ。


腰には隠してあるけど拳銃が仕込まれている。

挙句の果てには髪留めまでもが隠しナイフ。


一瞬で彼女が普通の子じゃないということが分かる。

そして危機的状況に陥っているのもすぐわかった。


「そうやって自分からこの高校に入学したいというからには

――この学園の秘密も全部知ってるのね。

っていうか、この学園の存在を知っていたことにびっくり。」


私はさして驚いていないが驚いたように両手を広げてお手上げのポーズ。

それでも彼女は無表情で淡々と喋っていく。

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11点さんが書いてくれました！

ありがとうございます…!!!


誰か來子ちゃんとももちゃんのイラストお願いします(涙)

ルイちゃん、ユンちゃんのイラストもお願いします！

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