温度差が32°C ページ34
.
「……ねぇ、可笑しいと思わないかい?アレ。」
「嗚呼、可笑しい。絶っっっ対に可笑しい。」
「なぁA〜〜〜、"俺"と一緒にここのパフェ食いに行かね?」
『さ、"悟"さん!?!?そ、そそそそそ、れは………その、………か、かっぷるの………』
「ん?そうだけど?」
可笑しい!!!!!!!これは可笑しい!!!!!!と夏油と家入は頭を抱えた。
夏油は先を越された………どうせならあの時止めればよかった………と後悔を繰り返し、
家入は五条の猫被りが何故か終わった為イジるネタ消えたーーーと溜息を吐いていた。
「一体どんな事があってあんなにも仲良くなるんだ………」
「夏油、ドンマイ。」
夏油は先程とは一変しニヤニヤとしている家入を軽く睨む。
そう、この学校の中で唯一Aと打ち解けられていない人物が夏油なのだ。
…まぁ、Aは五条に対して未だオドオドとしているが。
ふと、楽しそうにAと話している五条が「(ザマぁ)」とでも言いたそうな顔をしながら夏油を見詰めた。
「…………………」
ミシミシ………夏油の拳から嫌な音が鳴る。そんな一連の流れを見た家入は大爆笑をする。
……どこにそんなツボなシーンがあったのか聞きたい。と夏油は心の中で思う。
「ははっ、……笑った〜〜〜、!
……で、良いの?夏油は。盗られちゃうかもよ?」
「………まぁ、あの子は元々誰のものでも無いけどね。
でも、悟はちょっと、許せないかもなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
じわじわと漂う殺意に家入は「お〜ん怖。」と半笑いで呟く。
「ね〜〜〜、Aは俺のこと好き?」
『?は、はい!!!』
「「………………………あ"?」」
大乱闘が今、始まろうとしていた2007年7月の下旬だった。
861人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆっくり - 天才羨ましい、、そっか···神ってマジでいるんだ··· (2022年10月23日 10時) (レス) id: 7a9a52b587 (このIDを非表示/違反報告)
マリオット - 作者様一言よろしいでしょうか?スゥ貴方は神です!!!!!!(大声)天才です!!!!!!!!!(大声) (2022年8月19日 15時) (レス) @page42 id: 4a1e7dbbbb (このIDを非表示/違反報告)
袋(プロフ) - 森さん» あ"り"がと"う"ござい"ま"す"(号泣)アッ……………あれ、???私ってもしかして東大生だったのですかね???(錯覚)あー、成る程。私は東大生で今とても良い職場に勤めているんですよね(血涙)??ありがとうございます… (2022年7月29日 21時) (レス) id: e716f9f425 (このIDを非表示/違反報告)
森 - 袋様、語彙力を分けて下さいません???こんな神作品を書けるなんて、さては東大生ですか?! (2022年7月29日 0時) (レス) @page37 id: 16b29645b2 (このIDを非表示/違反報告)
袋(プロフ) - ひめさん» ありがとうございます…!!そんな、……表現の仕方が素晴らしいだなんて………!!(照)これからも張り切って書かせて頂きたいと思います……!!頑張ります〜! (2022年7月16日 22時) (レス) id: e716f9f425 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:袋 | 作成日時:2022年2月27日 2時