私、六つ子よりも強いんで。[おそ松さん][喧嘩松]

No.24 ページ26

え？テスト勉強？あー……


んー……


テストって何だっけ？←


まぁ抜け出して来ました★


〜・〜・〜・〜・


　


　


『唐突に聞くなよ』

お「だって、唐突に聞かないとA話してくれないじゃん！」


まさにその通りなのだが。
話したくないけど……話さないとこいつが何て言うか……


お「話さないとｾ[ﾋﾟｰ]だからな！」

『』


うわこいつめっちゃやる気だよ。
目がキラキラしてるよ。


　


もう諦めて話そうかと思ったとき、突然手首を掴まれ、私は路地裏に引っぱり込まれた。


ちなみにおそ松はｾ[ﾋﾟｰ]のことを考えてもとの場所から動かない……


いや


『動けよ!?』

「っ!?」


後ろを見ると、私をここに連れてきた奴らが何故かビビっている。


『ﾜｰｧｺﾜｰｲｷｬｰ(棒)』

「あ”？」


おお怒りましたよ怖い怖い。(棒)
まぁこいつら弱そうだからすぐぶっ潰すか……


　


相手の腹に拳を入れる。
見事に急所に当たったらしく、1人目は次の攻撃を仕掛ける間もなく倒れた。


……あれ、この連中、よく見たら2人じゃん。
連中にも満たない人数ですねぇ。


　


2人目はそこそこ強く、六つ子を除いては久しぶりに拳が私の頬をかすった。
まぁ強いとか弱いとかどうでも良いので、相手の攻撃をピョンと跳び跳ねて避け、顔面に蹴りを入れてやった。


鼻血が出ておられる。()


それでもフラフラと立ち上がる相手。
また蹴ってやろうかと思ったとき、せっかく立ち上がった2人目は、その努力も虚しく倒れた。


力尽きた訳ではない。


何故倒れたかって？


　


　


2人目の上には、人差し指で鼻の下を擦りながらヘラヘラと笑う、


赤色の長男。


おそ松が立っていたから。


　


お「エヘヘへ、ｾ[ﾋﾟｰ]のこと考えてたらAがいなくt」

『失せろ』

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