私、六つ子よりも強いんで。[おそ松さん][喧嘩松]

No.22 ページ24

おそ松視点


　


　


A帰るの早くね!?


まだAV見てねぇじゃん！←


しかも股間を蹴られるし……
男にとって辛い……


　


チ「……で、おそ松兄さんは何でさっきから壁に頭をぶつけているのかな」

お「え？俺壁に頭ぶつけてた？」

ト「上半身血まみれでよく言えるよ」←


いやぁ、無意識って怖いなぁ！
誰かに体をのっとられたみたいに脳が動かなくなる。


十「あれ!?おそ松兄さん何処行くのー？」

お「ハッ……」

一「また無意識か」


俺の足は自然と玄関に向かう。
そしてドアを開け、


お「明日までには帰りまーす！！」


なんて意味不明な言葉を叫んで家を飛び出した。


　


　


カ「Aのところに行くのか……(フッ……俺は察したぜ……)」


　


　


　


A視点


　


強くならないと、ってことで、路地裏に入って喧嘩してきた。


……してきたんだけど……


『……弱いの一言に尽きる……』


そう、相手が弱い。


さっき六つ子と喧嘩したからか、それともただ単にこいつらが弱いだけか……


　


全ては謎に包まれている……((


　


ふと上を見上げると、既に暗くなった空にはたくさんの星がキラキラと輝いていた。

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