私、六つ子よりも強いんで。[おそ松さん][喧嘩松]

No.20 ページ22

ｶﾞﾗｯ


「「「ただいまー！！」」」

『おじゃましまーす……』

？「お帰りーって……


何っその超絶美少女はぁぁぁ！！！」

『………え？』

お「俺達のお母さん」


六つ子のお母さんはしばらく発狂し続け、そして壁に頭をぶつけて倒れた。


………大丈夫であろうか………


　


　


松代さん。
お母さんの名前はそういうらしい。


……にしてもさっきまで発狂していた人には見えない。
太陽のように輝いた笑顔で、「どうぞ〜」と言って私の前にお茶を置いてくれた。


……お、茶柱が立っている。←
良いことがあるのか……？


　


ト「あ！Aちゃん、手当て手当て！」

『あっ』

一「……てか母さん、Aの怪我を見て何も言わないんだね……」

十「母さんかっけーーー！！」←


　


　


ト「……これで大丈夫かな？」

『あーうん。………ありがと(ﾎﾞｿｯ』

「「「(可愛い……//)」」」


　


……さっきまで本気の喧嘩をしていた相手の家におじゃまし、手当てをしてもらい、お茶を飲みながら皆で輪になって話す……


分かち合ったの？私達。(※いいえ)


　


　


……あれ？


さっきの喧嘩、私と六つ子はほぼ互角に戦った。


私より強い奴なんていないのに……


そう思ってたのに……


同じくらいの強さを持つ奴らがいた。


しかもこんなすぐ側に。


世間は狭いとはこのことか。


カ「………大丈夫か？」

『えっ…？いや大丈夫だけど』

カ「そうか、なら良いんだが……」


カラ松……が、心配そうに私の顔を覗き込んで来た。


思わず目を逸らす。


……て言うか、空気悪い……


六つ子はAVやらアッチの本の話題で盛り上がっている。
おそ松に至っては、その本を読んでいる。


お前ら高校生だろ………？


お「あ、Aちゃんも読む？」

『読みません(威圧)』

お「ｽｲﾏｾﾝ」

No.21＋おまけ→←No.19

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す